『おいしい給食』劇場版3弾、甘利田がマズすぎる給食に撃沈…予告編&新場面写真公開
市原隼人主演の映画『おいしい給食 Road to イカメシ』(5月24日公開)から、函館に赴任した給食マニアの教師・甘利田の受難を捉えた予告編と、新たな場面写真が公開された。
【動画】マズすぎるレトロ給食に甘利田は…『おいしい給食 Road to イカメシ』予告編
本作は、1980年代を舞台に、給食をこよなく愛する中学教師、甘利田幸男(市原)を主人公にしたグルメコメディードラマの劇場版第3作。甘利田がライバルの生徒とどちらがおいしく給食を食べるか? というバトルを、密かに激しく繰り広げるストーリーで、これまでドラマ3シーズン(2019・2021・2023)と、劇場版2作『劇場版 おいしい給食 Final Battle』(2020)、『劇場版 おいしい給食 卒業』(2022)が制作されている。
新たに公開された場面写真には、職員室で献立を抱きしめ身をくねらせる甘利田を笑顔で見つめる愛先生(大原優乃)、甘利田がライバルの生徒・粒來ケン(田澤泰粋)の頭をなでる姿、至近距離の甘利田と給食のおばさん(いとうまい子)、サキ(高畑淳子)の駄菓子屋を訪れる甘利田などおなじみの光景のほか、甘利田が新たな敵・等々力町長(石黒賢)と火花を散らす姿も収められている。
予告編映像は、ケンのうまそげなアレンジに悶絶し思わず椅子をスライディングさせて近寄る甘利田から始まり、「学校給食は美味しくなくとも残さず頂く」と完食を推進する等々力町長の出現により給食バトルが崩壊の危機を迎える様子が映し出される。
鉄の塊のような紅い紅鮭、白い悪魔の脱脂粉乳と、甘利田が「これは、無理だ……」とうなだれる程のまずい給食が登場。さらに「給食はあれでいいんですか? なぜか美味しくないんです。先生は、そうじゃないんですか?」と涙ながらに訴えるケンの姿も。そして後半では、甘利田が函館に赴任した目的である名物のいかめしと対面し、エンジン全開となる至福の瞬間が収められている。(石川友里恵)