『パイレーツ・オブ・カリビアン』次回作はリブート版 プロデューサーが認める
映画『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズのプロデューサーを務めるジェリー・ブラッカイマーが、次回作でシリーズをリブートすることをComicBook.comに認めた。
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同シリーズは第5弾『パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊』(2017)以降、新作が製作されておらず、ブラッカイマーは次回作候補として、二つの企画があることを明言している。一つは、マーゴット・ロビーふんする女性海賊が主人公の作品。もう一つは、同シリーズ脚本家のテッド・エリオットと、ドラマ「THE LAST OF US」のクレイグ・メイジンが開発するリブート版だ。
新作映画『ザ・ミニストリー・オブ・アンジェントルマンリー・ウォーフェア(原題) / The Ministry Of Ungentlemanly Warfare』の宣伝で同サイトの取材に応じたブラッカイマーは、「『パイレーツ』はリブートする」と宣言し、「特定の俳優を待つ必要がなく、キャストが比較的集めやすくなる」と説明する。
というのも、次回作がなかなか実現しない理由として、ブラッカイマーは大物俳優のスケジュール確保がネックになっていると明かしている。「(ブラッカイマーが製作した)『トップガン』は、アイコニックで素晴らしい俳優(=トム・クルーズ)が主演した。彼は『トップガン』以前にどれだけの映画をこなしていたかわからない」
次回作がリブート版となれば、かねてから噂されているジョニー・デップ(ジャック・スパロウ役)のシリーズ復帰が遠のく可能性もある。デップの復帰について、ブラッカイマーは2022年5月に「今の時点ではない。未来はまだ、決まったわけではない」と The Sunday Times で言及していた。(編集部・倉本拓弥)