フジ「大奥」小芝風花&亀梨和也クランクアップ!愛あるサプライズ演出も
小芝風花が主演を務めるフジテレビ系木曜劇場「大奥」(木曜よる10時~)の最終回(3/28放送)を前に、小芝と亀梨和也のクランクアップ時の様子が公開された。
京都でクランクインしてから約3か月、抜群のチームワークで撮影が進められた。将軍・家治役の亀梨は小芝より先にクランクアップとなり、最終日にはすでに撮影を終えていたライバル・松平定信役の宮舘涼太が、東京からサプライズで駆け付けた。宮舘が「お疲れさまです!」と声を掛けながら姿を現すと、亀梨は「なんで!?」と驚きながらも思わずうれしそうな表情に。「東京から来ました! 宮舘です!」とキャストやスタッフ陣に声を掛ける宮舘に、最後のあいさつをするはずだった亀梨は「ちょっと邪魔しないでもらっていい?(笑)」と突っ込むなど、最後まで和気あいあいとした様子を見せ、愛のあるチームであることを感じさせた。そして、亀梨は「本当に右も左も分からない状態のまま京都に来たのですが、皆さんに温かく迎えていただき、プロフェッショナルな現場の中で過ごさせていただけたこと、ありがたく思います。また京都に戻ってこられるように頑張っていきたいと思いますので、その際はまたよろしくお願いします。本当にどうもありがとうございました!」と感謝の気持ちを込めてコメントした。
本作のオールアップは、小芝、西野七瀬、森川葵、栗山千明らが勢ぞろいする緊迫したシーンの撮影だった。最後のシーンを撮り終え、「このシーンを持ちまして、五十宮倫子役の小芝風花さんオールアップです!」という声がかかると、小芝は「皆さん本当にお疲れさまでした! ありがとうございました。倫子という役に自分でもびっくりするくらい入り込んでしまって、割と切り替え上手な自信があったのですが、なかなか役と切り替えられずに皆さんに気を遣わせてしまった部分もあったかと思います」と撮影を振り返った。「皆さんが優しく楽しくサポートしてくださったおかげで、なんとかこの役を最後まで走りきることができてとても安心しております。この歴史ある『大奥』を皆さんと京都で撮影できたことが本当に幸せです」と目に涙を浮かべながら、座長として最後のあいさつで締めくくった。
フジテレビのドラマ「大奥」シリーズとして5年ぶりに復活した本作は、人はなぜ愛を求めるのか、愛とは何なのかがテーマ。江戸中期を舞台に、第10代将軍・徳川家治との政略結婚を強いられた主人公・五十宮倫子が、人間たちの思惑、嫉妬、憎悪、悲哀が渦巻く大奥で熾烈な闘いに挑む姿を描いた。(今井優)