北山宏光主演「君が獣になる前に」初回、開始10分で地獄…ハマる視聴者続出
北山宏光主演のテレビ東京系ドラマ「君が獣になる前に」(毎週金曜深夜24時12分~)の初回が5日に放送され、開始10分足らずで迎えた悪夢のような展開、そして北山の迫真の演技に引き込まれる視聴者の声で沸いた(※一部ネタバレあり)。
さの隆の同名漫画に基づく本作は、666人の死傷者を出したテロ事件の真相を巡るサスペンス。事件を引き起こしたのは25歳の若手人気女優・希堂琴音(玉城ティナ)で、彼女は地下街で毒ガスによって多くの人々を殺害し、自ら命を絶った。なぜ彼女は“獣”にならなければならなかったのか? 主人公で彼女の幼なじみである葬儀社の社員・神崎一(北山)は、彼女を“救う”べく真相究明に奔走する。
~以下、初回のネタバレを含みます~
北山の約3年ぶりの連ドラ主演とあって放送直前から「全力待機」の声でSNSがにぎわうなか、初回は一の目のアップからスタート。彼が琴音の看板を見ていたところ、“偶然”琴音と再会。一を相変わらず“おにぃ”と呼び懐かしむも、一は徹夜明け。早々に帰ろうとすると琴音は思いつめた表情で「残念だな……わたしを止められたのはおにぃだけだったのに」と意味深な言葉を残して去った。
そこから唐突に地下街で人々が吐血し、のたうちまわる地獄絵図に。北山(Hiromitsu Kitayama)が歌う、書き下ろしの主題歌「THE BEAST」に「かっこいい!」「ゾクゾクする」など歓喜の声で沸くも、突然のショッキングな展開に「わかっていたけど衝撃の始まり…」「開始10分ですごいことになってる」「こわすぎる」と戦慄の声に変わった。一方で、幼馴染が突如テロリストに変貌を遂げた現実にうちのめされ、彼女を救えなかった後悔に駆られる北山の迫真の演技に「みっくんの演技やばい」「演技すごいな…」「見入っちゃう…」「引き込まれる」と圧倒される声が相次ぎ、とりわけ北山の光を失った目の演技に注目する声が目立った。
テロ後の展開も目まぐるしく、「助けが欲しいでしょ?」という謎の女から電話を受けた一は、自身と同じく琴音の無実を信じる人々の存在を知ることに。向かった先にいたのは、琴音と同じ芸能事務所に所属する同期女優・宮ノ森真由(鳴海唯)、琴音の友人の人気俳優・ジュンペイ(吉村界人)、実業家・大久保玄奘(高橋光臣)、琴音のマネージャー・塩見優(戸田菜穂)。真実を突き止めるために力を合わせ、事件当日までの琴音の足取りを追うも、次々と命を狙われ、一人また一人と死亡。謎の女・井上カンナ(ベッキー)の出現により、一自身にも危険が迫るも、ラストは思いがけない展開を迎え「あっという間の30分」「興奮して寝れない」「早く続きが見たい」と興奮の声でにぎわっている。(石川友里恵)