名探偵コナン『紺青の拳』キーパーソン・京極真って?
映画『名探偵コナン 紺青の拳(こんじょうのフィスト)』が、12日の「金曜ロードショー」(よる9時から)で放送される。キーパーソンとして登場する京極真とは何者なのか? 放送を前におさらいしておく。
2019年に公開された本作は、シンガポールを舞台に、19世紀末に海底に沈んだとされる伝説の秘宝ブルーサファイア“紺青の拳”をめぐり、「月下の奇術師」こと怪盗キッドと、「蹴撃の貴公子」こと京極真が激しいバトルを繰り広げる。
高校生の京極は、400戦無敗を誇る杯戸高校空手部の主将であり、蹴りが得意なことから“蹴撃の貴公子”の異名を持つ。“コナン界”で最強レベルの肉体派で、正義感が強くまっすぐな性格で、女性に対しては古風な一面も。蘭の親友・鈴木園子に一目ぼれし、一途な思いが実って恋人となった。武者修行のため海外にいるが、園子の身に危険が迫ると日本に飛んで帰ってきたり、園子が露出高目な服装をしていると注意したりするのがお決まりの流れ。園子が怪盗キッドのファンであることから、京極は怪盗キッドをライバル視している。
『名探偵コナン 紺青の拳(こんじょうのフィスト)』で、初めて劇場版のキーパーソンとして登場する京極は、シンガポールで開催される空手トーナメントに出場する。蘭と園子らは、その試合を観戦するために訪れ事件に巻き込まれる。京極と怪盗キッド、さらにコナンも交えた三つ巴の闘いが最大の見どころとなる。
なお、本作のもう一人のキーパーソンである怪盗キッドは、名探偵コナン 100万ドルの五稜星(みちしるべ)』(4月12日公開)でもキーパーソンとして登場し、原作では描かれていない、謎に包まれた“キッドの真実”が初めて明かされることが発表されている。(今井優)