「ガンダム」6月から47都道府県でイベント展開 45周年記念カラーの1/12ガンダム立像も登場
バンダイナムコグループの横断プロジェクト「ガンダムプロジェクト」は、アニメ「機動戦士ガンダム」(1979)の放送開始からシリーズが45周年を迎えることを記念したイラストを公開、さらに全国47都道府県で展開するイベント「GUNDAM NEXT FUTURE -ROAD TO 2025-」を6月から展開することなどを発表した。
【画像】大ヒット記録『ガンダムSEED FREEDOM』新カット
まずは45周年を記念して、シリーズの名シーンを再構築し、新たに描き起こしたイラストを順次公開。第1弾として「機動戦士ガンダム」の第24話「迫撃!トリプル・ドム」のRX-78-2 ガンダムのイラストが公開された。新月をガンダムが背負っているレイアウトには、シリーズの始まりという意味が込められている。記念イラストは今後も制作されていくという。
また、参加無料イベント「GUNDAM NEXT FUTURE -ROAD TO 2025-」を、6月から全国47都道府県で展開。イベントでは、ガンダムシリーズ45周年記念カラーの「RX-78-2 ガンダム」立像(1.5m大)をはじめとする展示や、サステナビリティ活動「ガンダムR(リサイクル)作戦」などが行われる。
ガンダム立像のカラーは、地球をモチーフとしたカラーリングやマークをデザインした「EARTH COLOR Ver.」となっており、イベントを通して、日本から世界に向けて地球規模でファンの想いをつなげたいという思いを込めたもの。
また「ガンダムR作戦」は、プラモデルの使用済みランナー(枠の部分)をリサイクルして生産した「エコプラ」の体験キットと特別冊子を無料配布する試み。ガンプラを組み立てたあとに、ランナーを実際に回収ボックスに入れることで、プラスチックの循環を身近に感じることができる。今回は、イベントオリジナルの特別なランナー回収BOX(2m大)を設置。BOX 前面にはLED画面が搭載され、ランナーをBOXに入れると特別な映像演出を楽しむことができる。
さらにBOXには、SNSを通じてファンの思いが投映される仕掛けも搭載。会場に来られないファンの思いもイベント会場に表示する試みとなる。回収したランナーは、今後のイベントでの展示素材などとして活用したのち、ガンプラや各種プラスチック製品へとリサイクルされる。メッセージは、大阪・関西万博「GUNDAM NEXT FUTURE PAVILION」関連の施策にも活用する予定。
イベントではそのほか、シリーズ45周年記念展示や、「ハロ」デザインのメッセージカードを掲示することができるメッセージボードなどが設置される。(編集部・入倉功一)