「君ゆき」前田拳太郎＆奥智哉、新選組ゆかりの壬生寺貫主と対面　東映太秦映画村ナイトイベントに登場

　テレビ朝日系の新ドラマ「君とゆきて咲く～新選組青春録～」（4月24日スタート）でダブル主演を務める前田拳太郎と奥智哉が7日、京都・東映太秦映画村のナイトイベント「太秦江戸酒場」に登場し、新選組ゆかりの壬生寺の貫主・松浦俊昭氏とトークショーを行った。

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　手塚治虫の名作漫画をベースにした本作は、若き新選組隊士がたどる過酷な運命を、美しくも鮮烈に描き上げるシン・時代劇ドラマ。「仮面ライダーリバイス」で共演した前田と奥が、新撰組の新人隊士・鎌切大作と深草丘十郎を演じるほか、簡秀吉、高野洸、藤岡真威人、阪本奨悟、永田崇人が共演に名を連ねる。

　会場となった「中村座」は、歴代の名優や新たなスターたちが登壇した映画村のシンボル的施設。開場前から既に行列ができていた中、前田と奥が紹介されると、熱い拍手で会場のボルテージは一気に高まる。役衣装の羽織は、浅葱（あさぎ）色のだんだら模様のものと、全く異なる新しいデザインで、客席から「カッコいい！」という声があがる。イベントでは、隊士によって丈や柄がカスタマイズされていることなども披露された。

　壬生寺の貫主である松浦氏からは、当時の羽織の一着あたりの値段と、現在まで支払いが滞っているというエピソードが明かされた。新選組という歴史上の存在だったものが一気に身近に感じられたのか、会場は終始なごやかな一体感に包まれた。

　またこの日は、2025年の映画村開村50周年記念のフルリニューアルに向けて、約50年の歴史を持つ時代劇オープンセットの見納めと共に、新たなセットが報道陣に公開された。前田と奥が主演する「君とゆきて咲く～新選組青春録～」は、新旧のオープンセットで撮影されたテレビドラマとなる。（編集部・倉本拓弥）

「君とゆきて咲く　～新選組青春録～」はテレビ朝日「スーパーバラバラ大作戦」枠にて4月24日スタート（毎週水曜深夜0時15分～0時45分、一部地域を除く）