『28日後…』第4弾が早くも進行中!『キャンディマン』監督がメガホンか
ソニー・ピクチャーズがホラー映画『28日後…』シリーズ第3弾となる『28 Years Later(原題)』(訳:28年後)の撮影開始を前に、早くも第4弾を進めている。現在、『キャンディマン』や『マーベルズ』のニア・ダコスタ監督に第4弾のメガホンを取ってもらうべく交渉中だとDeadlineなどが報じた。
『28日後…』(2002)は、人間を凶暴化させる伝染病により壊滅状態となったイギリスで、わずかに生き残った人々のサバイバルを描いたキリアン・マーフィ主演作。理性を失った感染者が全速力で走るさまは人々を震撼させ、“ゾンビ映画”のあり方を大きく変えた。800万ドル(約12億円)という抑えた製作費で世界興行収入8,466万1,434ドル(約127億円)を上げるヒットとなり、オリジナル版のダニー・ボイル監督と脚本家アレックス・ガーランドが製作総指揮に回った続編『28週後…』(2007)も公開されている。(数字は Box Office Mojo 調べ、1ドル150円計算)
第3弾となる『28 Years Later(原題)』は新たな3部作の幕開けを飾る作品という位置づけで、ボイルが監督としてシリーズ復帰を果たすことが決まっている。今年中に第3弾の撮影を行い、その直後に第4弾の撮影に入るという計画のため、ソニーは第4弾の監督決定を急いでいるのだという。
ガーランドが第3弾~第5弾まで脚本を執筆するほか、キリアン・マーフィも製作総指揮として企画に加わっている。(編集部・市川遥)