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西島秀俊&松坂桃李、三谷幸喜作品に初出演 『スオミの話をしよう』新旧夫役キャスト5名発表&特報公開

左から遠藤憲一、松坂桃李、小林隆、西島秀俊、坂東彌十郎
左から遠藤憲一、松坂桃李、小林隆、西島秀俊、坂東彌十郎 - (C)2024「スオミの話をしよう」製作委員会

 三谷幸喜監督・脚本、長澤まさみ主演の映画『スオミの話をしよう』(9月13日公開)に西島秀俊松坂桃李遠藤憲一小林隆坂東彌十郎が出演することが15日に東宝より発表され、特報映像とティザービジュアルが公開。5人が演じるのは、突然失踪した大富豪の妻スオミ(長澤まさみ)を愛した新旧の夫たち。西島と松坂は三谷作品初出演となる。

【動画】長澤まさみの七変化!『スオミの話をしよう』ティザービジュアル

 三谷の映画監督作『記憶にございません!』以来5年ぶり、9作目となる本作。物語は、大富豪の妻スオミが突然姿をくらませるところから始まる。夫が住む豪邸に集結したのは、彼女を愛した5人の男たち。しかし、彼らが語るスオミは見た目も性格もまるで別人のようだった……というミステリー・コメディ。

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 1人目の夫は、M気質の使用人・魚山大吉(ととやまだいきち/遠藤憲一)、2人目は見栄っ張りのYouTuber・十勝左衛門(とかちざえもん/松坂桃李)。3人目はお人好しな刑事・宇賀神守(うがじんまもる/小林隆)、4人目は神経質すぎる警察官・草野圭吾(くさのけいご/西島秀俊)、そして現在の夫は自分勝手な詩人・寒川(さむかわ)しずお(坂東彌十郎)。

 寒川の屋敷に様々な巡り合わせで集う元夫たち。スオミ不在の中 “スオミがどんな女性なのか”を熱く語り合い、スオミの行方を巡って右往左往する悲喜こもごものやり取りが展開する。

 三谷作品では、遠藤が映画『ギャラクシー街道』(2015)、大河ドラマ「真田丸」(2016※脚本)など。小林は三谷が主宰していた劇団「東京サンシャインボーイズ」の出身で、ドラマ「古畑任三郎」(1994~2009※脚本)、大河ドラマ「新選組!」(2004※脚本)など数々の映画・ドラマ・舞台に出演。坂東は舞台「三谷かぶき『月光露針路日本(つきあかりめざすふるさと)~風雲児たち』」(2019※脚本・演出)、大河ドラマ「鎌倉殿の13人」(2022※脚本)に出演している。

 スオミの失踪を知り豪邸に次々と現れる元夫たちを捉えた特報映像に加え、イラストレーター・KEI-COが描いたスオミのビジュアルも公開。ドレスにチャイナ服、セーラー服とさまざまな衣装を纏い、喜怒哀楽の表情を浮かべるスオミの姿が描かれている。

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 西島秀俊、松坂桃李、遠藤憲一、小林隆、坂東彌十郎のコメント全文は下記の通り。(編集部・石井百合子)

西島秀俊

 これまで共演者の方々から、三谷組で作品を創り上げる熱量や大変さ、そしてその現場の面白さを伺っていました。今回初めて三谷幸喜監督の作品に参加することになり、新しい挑戦を楽しみにしつつも自分に出来るだろうかという不安もありました。しかし実際に撮影に入ると、監督の圧倒的な演出力、共演者の皆さんの自由でチャーミングな演技に魅了される毎日で、ただただ演技することが楽しい最高の現場でした。そして、最高峰のスタッフの皆さんの豊かなイメージと、それを映像として具現化する力にも驚かされる日々でした。チームの一員として参加できたことを感謝しています。とても面白い作品になると確信しています。どうぞご期待ください。

松坂桃李

 僕が演じた十勝は自信家で見栄っ張りで、それゆえに人一倍ポジティブ思考の男です。初めて参加した三谷組は、 どんな演出が飛んで来るのか、 キャスト陣との軽妙な掛け合いなど、 毎日、ワクワクなことしかありませんでした。そして、喜劇というものを改めて学ばせてもらいました。長澤さんをはじめキャストの皆様、めちゃくちゃ素敵です。是非公開を楽しみにしていて下さい。

遠藤憲一

 久しぶりに三谷作品の出演がきまり、脚本を読むのがワクワクした。三谷さんの脚本は面白いに決まっている。今回はどんな話だろう?期待を大きく膨らませた。そこでふと思った。三谷作品は絶対に面白いと思われることに三谷監督はどう思っているのだろう。俺だったらプレッシャーに押し潰されて何もできなくなりそうだ。だから、面白いに決まってるなんて思ってはいけないんじゃないだろうか、今回はちょっとだけ面白いぐらいに思った方がいいのではないか、、、。そして今作『スオミの話をしよう』を読み始めた。面白い!やっぱり面白い!笑った!笑い転げた!撮影が始まると監督はさらに新しいアイディアを生み出していった。凄い人です、三谷幸喜さんは。

小林隆

 三谷監督作品は3作目になります。合間にダンスの稽古をはさみつつ、約一カ月半の撮影がとても楽しかった。いまだかつてない大役とまわりのメンバーの凄さに最初はたじろいだけど、穏やかな現場ゆえに、いつの間にか落ち着いてやれていました。“監督の人徳”ですね、今回で確信しました。ホントに心地良い現場でした。スオミと新旧5人の夫たちの馬鹿馬鹿しくて可笑しい物語を一刻も早く目撃したい! 映画の完成を心待ちにしております。

坂東彌十郎

 三谷幸喜監督の映画作品には初参加で緊張していましたが、監督はもちろんスタッフ、キャストの皆さんが素晴らしく、とても楽しく気持ちのいい撮影期間を過ごすことができました。私も自分の年齢を忘れて思いっきり演じさせていただいたので、筋肉痛になった程です。共演者の方々も最高で、面白い作品になること請け合いです。この作品をスクリーンで観られることを今から楽しみに、ワクワクしています。

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