佐藤健企画の書籍「るろうにほん 熊本へ」印税及び利益の寄付を報告
株式会社Co-LaVoは16日、同社所属の俳優・佐藤健が、2016年に発生した熊本地震からの復興を願って企画した書籍「るろうにほん 熊本へ」(2017年4月発売 発行:ワニブックス)及び、新装版(2023年4月発売 発行:NHK出版)の同社への印税と Co-LaVo Official Shop での書籍販売利益の全額を、2024年4月1日付で「熊本城災害復旧支援金」へ寄付したと発表した。
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同書は、佐藤が熊本県各地で魅力あふれる人々と出会い、守るべき日本の伝統文化とその未来について考えるロードムービー的ブック。佐藤にとって熊本は、映画『るろうに剣心』の撮影で度々訪れた縁の深い地。震災の直後、自身も被災地に炊き出しに赴き、現地で出会った方々と触れ合い、その触れ合いの中で佐藤自らが発案し、書籍の出版へとつながった。
新装版は、2017年刊行の同名単行本を携帯しやすいコンパクトなサイズに変えて復活させたもの。新たなカバービジュアルや7年経った熊本のいまを伝えるルポルタージュ、新装版刊行に寄せた佐藤のメッセージなど、追加コンテンツも収載した。震災の記録とともに、魅力的な食事や店舗、風景、土産品などを収載した、ガイドブックとしても活用できる1冊となっている。
Co-LaVoでは、寄付の報告と共に「書籍をご購入頂きました方々、また、取材でお世話になりました熊本の皆様に感謝の意をお伝えすると共に、改めまして震災からの一日も早い復興を心よりお祈り申し上げます」としている。(編集部・入倉功一)
新装版「るろうにほん 熊本へ」価格:1,100円(税込み)