南出凌嘉、『サユリ』実写化で8年ぶり映画主演!恐怖に目を見開く場面写真公開
俳優の南出凌嘉が、押切蓮介のホラー漫画を実写化する『サユリ』(今夏公開)で主演を務めることが明らかになった。南出はオーディションで抜擢され、8年ぶりの映画主演となる。演じるのは、引っ越し先の家で起こる不可解な出来事をきっかけに恐怖のどん底に突き落とされる長男。あわせて、南出演じる則雄が恐怖に目を見開く場面写真も公開された。
本作は、テレビアニメ「ハイスコアガール」シリーズ(2018・2019)や実写映画『ミスミソウ』(2017)などでも知られる押切の累計発行部数20万部を突破する同名漫画を映画化。とある家族が夢のマイホームへと引っ越した途端、次々と不可解な現象に襲われていく。『貞子vs伽椰子』『不能犯』などの白石晃士監督がメガホンをとった。
神木家の長男・則雄役で主演を務める南出凌嘉は、2020年放送のドラマ「姉ちゃんの恋人」で有村架純演じる主人公・安達桃子の弟・朝輝役に抜擢され、昨年放送されたNHK連続テレビ小説「らんまん」では、志尊淳ふんする竹雄の少年期を演じた。映画主演は2016年公開の『映画 妖怪ウォッチ 空飛ぶクジラとダブル世界の大冒険だニャン!』以来。ホラー作品および白石監督の作品に出演するのは初となる。
南出は「今回初のホラー映画なので僕自身どう演じればリアルに怖いと感じてもらえるかを一番に意識しました。この作品はホラーでありながら物語としてダークな色があるので、「可哀想」ではなく「怖い」と思っていただくにはどうしたらいいかと撮影中も大きな課題の一つでした。 また、原作がある作品なので、キャラクター像を大切にしたいという思いもありました。 初めて白石監督とご一緒させて頂き、僕が迷っている部分や疑問に思っている所に的確なアドバイスをくれるので、作品と共に成長できました。原作を知っている方はもちろんですが、この映画で初めて知る方も楽しめる作品になっていると思います」とコメントを寄せている。(石川友里恵)