エイリアン“その後の物語”…最新作『エイリアン:ロムルス』9.6日本公開決定
映画『エイリアン』を生んだ巨匠リドリー・スコット自身のプロデュースによるシリーズ最新作が、『エイリアン:ロムルス』の邦題で9月6日に日本公開されることが決定し、逃げ場のない恐怖にさらされた犠牲者たちの叫びが響く特報映像が公開された。本日4月26日は、1作目の『エイリアン』劇中で宇宙船ノストロモ号の乗員たちが初めてエイリアンに遭遇した惑星LV-426にちなんで制定された記念日 “エイリアンの日”となる。
本作の舞台となるのは、シリーズ第1作『エイリアン』(リドリー・スコット監督)と『エイリアン2』(ジェームズ・キャメロン監督)の間に位置する時代。地球から遠く離れた宇宙の果て、廃墟と化した宇宙ステーションで人生の再起をかける若者たちが、最恐の生命体に直面する。
特報映像は、薄暗く閉ざされた宇宙ステーションに若者たちの悲痛な声が響く絶望的な幕開け。彼らを襲うのは、人間に寄生することで成長する最恐の生命体エイリアンだ。クモのような見た目の第二段階・フェイスハガーが人間の顔に襲い掛かり、口に寄生管を挿入するおぞましいシーンや、最終形態のゼノモーフと対峙する場面も収められている。「こっちに来ないで」「ダメよ ダメよ…」という若者たちの悲痛な言葉が、手に汗握る緊迫した展開への期待を高める。
メガホンを取ったのは、リブート版『死霊のはらわた』(2013)や、若者たちを襲う盲目の老人を描いた『ドント・ブリーズ』(2016)を手掛けたフェデ・アルバレス監督。今回は、過去作の世界観を守りつつも独立したストーリーが語られており、アルバレス監督は「もしどの『エイリアン』も観たことがないのならば、これは、その1本を見る素晴らしい機会になる」とコメントしている。
キャストには、ハリウッドを牽引する注目の若手俳優が集結。ソフィア・コッポラ監督作品『プリシラ』(2024)でベネチア国際映画祭の主演女優賞を受賞したケイリー・スピーニーをはじめ、『ライ・レーン』(2023)のデヴィッド・ジョンソン、『アップグレード:どん底女子の幸せ探し』のアーチー・ルノー、『マダム・ウェブ』(2024)のイザベラ・メルセドらが出演する。(編集部・入倉功一)
映画『エイリアン:ロムルス』は9月6日より全国公開