大谷翔平選手と水原一平被告の物語、アメリカでドラマ化
メジャーリーガーの大谷翔平選手と彼の元通訳である水原一平被告の物語が、アメリカでドラマシリーズ化されることになった。米ライオンズゲート・テレビジョンが現地時間9日に発表した。
ドラマ「ステーション・イレブン」や舞台「ブック・オブ・モルモン」のスコット・デルマンと、スポーツジャーナリストで、スポーツ賭博についての著書を持つアルバート・チェンがタッグを組んで手掛ける同作。大谷選手が10年7億ドル(約1,085億円)という破格の契約をドジャースと結ぶようになるまでの軌跡、そしてその直後に判明した、ギャンブルの借金を返済するためだったという水原被告による1,700万ドル(約26億円)の窃盗について描くという。(1ドル155円計算)
チェンは「これは、ピート・ローズ以来最大のMLBにおけるスポーツ賭博スキャンダルであり、その中心にいるのはMLBで一番のスターです。われわれは、信頼と裏切り、そして富と名声の罠という物語の核心に迫っていきます」とコメント。デルマンは「チェンの幅広いスポーツジャーナリズムの知見が、われわれが目にした出来事の驚くべき展開を、点と点をつないで理解することを可能にするでしょう」と声明を出した。
現在は初期の開発中で、放送局や配信先などはまだ決まっていない。(編集部・市川遥)