「アンチヒーロー」野村萬斎の“ごめんね”に戦慄 まさかの主題歌被せ、miletも反応「コラボした気持ちです」
日曜劇場「アンチヒーロー」（TBS系・毎週日曜午後9時～）の第5話が12日に放送され、野村萬斎演じる伊達原泰輔（だてはら・たいすけ）が放った「ごめんね」の一言が狂気じみていると話題になっている。（以下、第5話のネタバレを含みます）
「アンチヒーロー」は、殺人犯をも無罪にしてしまう主人公の弁護士・明墨正樹（長谷川博己）の姿を通して、視聴者に「正義の反対は、本当に悪なのだろうか……？」を問いかける逆転パラドックスエンターテインメント。伊達原は、東京地方検察庁の検事正で、明墨の動向を常に気にしている。
第5話では、明墨が担当する連続不同意性交事件は、警察が事件を捏造（ねつぞう）したとして予想外の結末を迎えた。報告を受けた伊達原は「本当に警察には呆れたね！ 証拠を捏造しないと逮捕できないなんて！」と激昂すると、部下の検察官・緑川歩佳（木村佳乃）に「君の元旦那さん、東大卒の警察官僚だったよね？ ちょっとお願い聞いてくれる？」と問いかける。
事件を担当していた紫ノ宮飛鳥（堀田真由）の父親・倉田功刑事部長（藤木直人）は、虚偽告訴ほう助・国家公務員法違反の容疑で逮捕されてしまう。その直後、伊達原は「わかった、ありがとう」と電話の相手に伝え、「ごめんね」と不気味に笑う。倉田刑事部長の逮捕に不当なものはなく、明墨は紫ノ宮に「口封じかもな」と伝えた。
奇しくも、伊達原の「ごめんね」は、miletが歌うドラマ主題歌「hanataba」のサビに含まれる「ごめんね」という歌詞と絶妙なタイミングで被さり、SNSでは「主題歌被せが怖すぎる」「タイミングに震えた」と戦慄する声が続出。主題歌を担当するmiletも放送後にXを更新し、「今夜は伊達原さんとコラボした気持ちです。（なんともいえない）」とつぶやいている。（編集部・倉本拓弥）