山崎賢人『陰陽師0』興行収入10億円突破!20代が中心
山崎賢人(※崎は「たつさき」が正式)が主演を務める映画『陰陽師0』(公開中)の興行収入が10億円を突破した。
1988年に刊行された夢枕獏の小説「陰陽師」は、平安時代に実在した“最強の呪術師”安倍晴明の活躍を描いた大ベストセラーシリーズ。山崎が若かりし安倍晴明にふんする本作は、原作・夢枕獏の全面協力のもと、安倍晴明が陰陽師になる前の知られざる学生時代を描いた完全オリジナルストーリー。『アンフェア』シリーズの佐藤嗣麻子が監督を務め、キャスト陣には山崎のほか、染谷将太、奈緒、安藤政信、村上虹郎、板垣李光人、國村隼、北村一輝、小林薫らが名を連ねる。
4月19日から公開された本作は、5月19日までで観客動員数743,357人、興行収入1,003,013,960円を記録した。晴明(山崎)と博雅(染谷)のエモすぎるバディ関係や、白組をはじめとするクリエーター陣による圧倒的な映像美、さらに呪術界の第一人者である加門七海が監修した圧巻の呪術などが話題を呼び、20代を中心に波及した。生誕1,100年となる安倍晴明の衰えることない人気は、今後も拡大していきそうだ。(今井優)