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有村架純、8年ぶり月9出演 7月期「海のはじまり」で目黒蓮の恋人役

「海のはじまり」有村架純演じる百瀬弥生のキービジュアル
「海のはじまり」有村架純演じる百瀬弥生のキービジュアル - (c)フジテレビ

 俳優の有村架純が、7月期放送のフジテレビ系月9ドラマ「海のはじまり」に出演することが明らかになった。月9ドラマ出演は、2016年1月期放送の「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」以来8年ぶり。主演の目黒蓮Snow Man)ふんする主人公の恋人・百瀬弥生(ももせ・やよい)役を務める。あわせて、有村演じる弥生のキービジュアルが公開された。

【画像】美しすぎる…実写版『るろうに剣心』の有村架純

 目黒が出演して社会現象となったドラマ「silent」のスタッフ(脚本:生方美久、演出:風間太樹、 プロデューサー:村瀬健)が再集結した本作は、“親子の愛”をテーマにした完全オリジナルドラマ。主人公・月岡夏(目黒)が、大学時代に付き合っていた同級生・南雲水季の死をきっかけに、自分と血のつながった娘の存在を知ったことで、人生が変化していく。

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 有村ふんする百瀬弥生は、夏と付き合って3年になり、結婚もなんとなくではあるが考え始めている。化粧品メーカーの開発部で働き、真面目で几帳面な性格の持ち主。仕事でも、納得がいかないときには妥協する事なく良いものを突き詰めていき、同僚からは“しっかりしている人”と思われている。そのため、年下である夏との交際について、会社の後輩から「百瀬さんほどしっかりしてる人だと、甘えやすいですもん。甘えることに罪悪感ないですもん」と言われることも。そんな弥生が夏との将来を真剣に考え始めていたある日、夏の部屋で一緒にご飯を食べていると、夏のもとに一本の電話が入る。電話口でぼうぜんとする夏の姿を見て、弥生は普段と様子が違うことが心配になる。

 有村は、「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」で民放連続ドラマ初主演かつ月9初主演を果たした。当時プロデューサーを務めていた村瀬は、本作での起用について「『いつ恋』の音ちゃんは有村さんじゃなければ成立しませんでした。今回の弥生は、一言では説明できないくらい難しい役ですが、有村さんなら演じ切ってくれると信じています」と期待を寄せている。

 有村、村瀬プロデューサーのコメント全文は以下の通り。(編集部・倉本拓弥)

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有村架純(百瀬弥生役)

Q:「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」以来、8年ぶりの月9出演となります。村瀬プロデューサーとも久しぶりのタッグとなりますが、出演にあたっての特別感などあれば教えて下さい。

 約一年前にこの物語に出会った時、人は円滑に生きていくために痛みに蓋(ふた)をするのかな、と感じました。誰かを思うことは決して楽ではない。私はこの作品が教えてくれることを知りたくなりました。プロデューサーの村瀬さんとは「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」以来、久々にご一緒させていただきます。お互いの変わらない心根も共有しながら、再び能動的に作品を作れることをうれしく思います。

Q:弥生役の印象、演じる上での意気込みを教えて下さい。

 一つ一つを見落とさないように弥生を考え続けたいです。

Q:視聴者の皆さんへのメッセージをお願いします。

 キャストスタッフの皆さんと良い作品作りができるよう丁寧に向き合いたいと思います。よろしくお願い致します。

村瀬健プロデューサー(フジテレビドラマ・映画制作部)

 ようやく、有村架純さんとご一緒することができます。有村さんとは、彼女の連ドラ初主演作「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」以来、またご一緒したいとずっとずっと思っていました。「いつ恋」は、有村さんだったから多くの方の心に響いたと思っています。どんなに苦しい状況にあっても前向きにひたむきに生きる音を、優しさやあたたかさだけでなく、弱さももろさも含めて見事に演じ切ってくださりました。有村さんが音というキャラクターと丁寧に真摯(しんし)に向き合ってくださったおかげで、高良健吾さんが演じてくださった練、そして二人を取り巻く登場人物たちとの間で紡がれた物語がたくさんの方の心に響いたのだと思います。その後、いろいろなドラマや映画で見るたび、年齢を追うごとに素晴らしい女優さんになっていく姿を見ながら、もう一度ご一緒したいと思い続けてきました。その願いが今回、かないました。仕事としては8年ぶりにお会いした有村さんは、彼女の魅力の一つである“可憐(かれん)さの中にある凛とした強さ”を変わらず持ち続けていましたが、その強さの質が良い意味で変わった気がしました。なんというか、強靱(きょうじん)という意味での強さではなく、もっとしなやかな、やわらかさすら感じる不思議な強さを感じたのです。言葉にしにくいのですが、僕がずっと彼女に感じてきた稀有(けう)な魅力がより進化していると強く感じました。今回の弥生は、とてつもなく難しい役です。愛する人との結婚を考え始めていた矢先、その人にかつて好きだった人との間の子どもがいたことを知る。愛しているからこそ抱える感情、そして自分自身の人生と向き合いながら抱える誰にも言えない思い。このドラマのもう一人の主人公ともいうべき弥生を、有村さんがどのように演じてくださるのか。誰よりも信頼している彼女だからこそ、目一杯ハードルを上げてお迎えしています。僕自身、楽しみでしかありません。

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