『名探偵コナン』興収135億突破でV6!アニメ3作品がジャンプアップ
映画週末興行成績
5月17日から19日までの週末映画動員ランキングが20日、興行通信社より発表され、劇場版第27弾『名探偵コナン 100万ドルの五稜星(みちしるべ)』が6週連続で首位をキープした。週末3日間の成績は観客動員27万8,000人、興行収入4億800万円を記録。累計成績は動員943万人、興収135億円を突破し、シリーズ歴代1位の前作『名探偵コナン 黒鉄の魚影(くろがねのサブマリン)』の興収138.8億円に迫る勢いだ。
新作では草なぎ剛が『孤狼の血』シリーズの白石和彌監督と組んだ時代劇『碁盤斬り』が4位、ジャマイカ出身のレゲエミュージシャン、ボブ・マーリーの伝記映画『ボブ・マーリー:ONE LOVE』が5位、石原さとみが『ヒメアノ~ル』や『空白』などの吉田恵輔監督(※吉は「つちよし」)に直談判して役を射止めた『ミッシング』が7位にランクインした。
2位は、公開14週目を迎える『劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦』が前週の9位からジャンプアップ。週末3日間の成績は動員14万1,000人、興収2億1,300万円。累計成績は動員746万人、興収106億円を突破している。5月18日より最後の入場者プレゼントとなる「ハイキュー!!33.5巻 もう一回!」が配布され、動員を押し上げたとみられる。3位は、前週2位で初登場した『猿の惑星/キングダム』。週末3日間で動員9万3,000人、興収1億3,800万円をあげ、累計成績は動員38万6,000人、興収5億6,200万円。
6位に、公開17週目の『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』が再登場。5月23日の全国規模の上映終了を前にフィナーレ舞台挨拶が18日に行われ、全国の映画館に生中継された。
今週は、舘ひろし&柴田恭兵主演の人気ドラマ「あぶない刑事」シリーズの8年ぶりの新作映画『帰ってきた あぶない刑事』、『ミッドサマー』などのA24が製作し、アウシュビッツ強制収容所の隣で幸せに暮らす家族を描く『関心領域』、市原隼人演じる給食マニアの教師を主人公にした『おいしい給食』シリーズの劇場版第3弾『おいしい給食 Road to イカメシ』、浅野いにおの人気漫画を2部作構成で映画化した『デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション 後章』、累計2,000万ダウンロードを突破するクロスメディアコンテンツを映画化する『劇場版『ウマ娘 プリティーダービー 新時代の扉』』などが公開される。(編集部・石井百合子)
【2024年5月17日~5月19日の全国映画動員ランキングトップ10(興行通信社調べ)】※()内は先週の順位
1(1)『名探偵コナン 100万ドルの五稜星(みちしるべ)』:6週目
2(9)『劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦』:14週目
3(2)『猿の惑星/キングダム』:2週目
4(初)『碁盤斬り』:1週目
5(初)『ボブ・マーリー:ONE LOVE』:1週目
6(圏外)『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』:17週目
7(初)『ミッシング』:1週目
8(3)『劇場版ブルーロック -EPISODE 凪-』:5週目
9(4)『ゴジラxコング 新たなる帝国』:4週目
10(圏外)『劇場版アイドリッシュセブン LIVE 4bit BEYOND THE PERiOD』:53週目