舘ひろし&柴田恭兵、二人の出会いは奇跡!帰ってきた『あぶ刑事』宣伝稼働100時間で「もう夫婦」
俳優の舘ひろしと柴田恭兵が24日、丸の内TOEIで行われた映画『帰ってきた あぶない刑事』の初日舞台あいさつに登壇。映画宣伝のために100時間も同じ時をすごしたと明かし「もう夫婦みたいですね」と関係性を語っていた。イベントには、浅野温子、仲村トオル、土屋太鳳、ベンガル、長谷部香苗、原廣利監督も出席した。
本作は、人気刑事ドラマ「あぶない刑事」シリーズの8年ぶりとなる劇場版。前作で刑事を引退し、ニュージーランドで探偵業を営んでいたタカ(舘)&ユージ(柴田)が、トラブルを起こして日本に帰国。ヨコハマで「T&Y探偵事務所」なる探偵事務所を立ち上げたが、突如現れた彩夏(土屋)から“母親探し”の依頼を受けたことで、さまざまな騒動に巻き込まれてしまう。
上映後となった舞台あいさつ。後方から舘と柴田が現れると、客席の至るところから「タカ! ユージ! お帰り」という声が上がる。熱狂的なファンの姿に舘は「映画というのはお客さんが入らないと意味がないので、今日こんなに大勢のお客さんに来ていただいて心から嬉しく思っています」と感謝を述べる。
また、柴田が客席に向かって「楽しかったですか? 面白かったですか? 格好良かったですか?」と問いかけると、場内からは拍手と歓声が上がる。その声に柴田は「皆さんが舘さんの顔をうっとりしながら見ていた姿を見て、良かったなとしみじみ思いました」と笑顔を見せた。
今回のプロモーションで舘と柴田が稼働した時間は、およそ100時間にも及んだという。柴田は「もう二人は夫婦でした」と舘を見つめると「時々僕が妻になり、時々舘さんが妻になる。本当に楽しかった」とにっこり。舘も「映画のキャンペーンというのは、メディアの方がたくさんいらっしゃるので、同じ質問を受けてもフレッシュな気持ちで回答しなければいけないのですが、恭さまと一緒だとすんなりできる」とまさに息の合ったコンビであることを強調していた。
そんな二人は舞台あいさつ終了後、再度客席に現れると、柴田は「たくさんお声を掛けていただきましたが、お礼を言うのは僕たちの方です。皆さんが応援してくれたおかげでこうして帰って来ることができました。ドラマがスタートしてから40年近く応援してくれてありがとうございます」と感謝を述べ、舘も「僕ら二人が会えたのは奇跡です」と語り、がっちりちと抱擁を交わしていた。(磯部正和)