『スター・ウォーズ』イ・ジョンジェがジェダイ・マスターを演じるまで 「イカゲーム」観た監督が熱烈オファー
『スター・ウォーズ』の実写ドラマシリーズ最新作「スター・ウォーズ:アコライト」から、ジェダイ・マスターのソルを演じる韓国の人気俳優イ・ジョンジェの舞台裏に迫る特別映像が公開された。
新作の舞台は、『スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス』の約100 年前にあたるジェダイ黄金期。ジェダイ殺害事件の真相を追うために動きだしたジェダイ・マスターのソルが、自分の弟子であった謎の主人公メイ(アマンドラ・ステンバーグ)と再会し、密かに動きだしていた“巨大な闇”に立ち向かう。
ジョンジェといえば、Netflixの大ヒット韓国ドラマ「イカゲーム」の主人公ソン・ギフンを熱演し、世界にその名を轟かせた。「アコライト」のメガホンを取ったレスリー・ヘッドランド監督は、「イカゲーム」を観てジョンジェの演技に一目ぼれ。「イ・ジョンジェは圧倒的な存在感を放つこともでき、一瞬で心を打つ演技に切り替えることができる数少ない俳優」とその才能を絶賛する。
『スター・ウォーズ』が社会現象となっていくさまをリアルタイムで目撃していたジョンジェは、「『スター・ウォーズ』に出演できるなんていまだに信じられないです。子供の頃初めて映画館で観て圧倒されたことを今でも覚えています」と心境を告白。演じるソルについて、「非常に強い責任感を持つキャラクターです。高度な技術を持つジェダイ・マスターですが平和のためなら全てを懸ける覚悟のある人物です」と説明し、「ソルは何としてでも感情を出さずに、本当の気持ちを隠そうとするのです」と続けた。
本作で欠かせないのが、ライトセーバーを使ったアクションシーン。映像には、ライトセーバーを手にしてジョンジェが徹底的なトレーニングに励む様子が収められており、「韓国でも剣術のアクションシーンの経験はたくさんありましたが、ライトセーバーのスキルは全く違うユニークな挑戦とすぐに気づきました」と告白。メイ役のアマンドラは「ジョンジェはこの役でとても輝いています。闘っている時も美しく、まるで踊っているようです」とジョンジェのアクションに太鼓判を押している。(編集部・倉本拓弥)
「スター・ウォーズ:アコライト」6月5日(水)よりディズニープラスにて初回2話日米同時独占配信開始