「虎に翼」BE:FIRST・三山凌輝、笑顔で魅了 悲劇の中で一縷の光
7人組ダンス&ボーカルグループBE:FIRSTのメンバー・RYOKIとしても活躍する三山凌輝が、連続テレビ小説「虎に翼」(NHK総合・月~土、午前8時~ほか)の27日放送・第41回で初登場。朝ドラ初出演となる本作での好演に、SNS上では歓喜の声で沸いている(※一部ネタバレあり)。
【画像】寅子と直明は仕事を紹介してもらい…第42回の場面写真
女性法律家の先駆者である三淵嘉子さんをモデルに、日本初の女性弁護士で後に裁判官となった一人の女性が困難な時代に道なき道を切り開きいていくさまを追う本作。主人公・寅子(伊藤沙莉)の夫・優三(仲野太賀)が戦地に向かい涙の感想が相次ぐ中、第41回ではさらなる悲痛な出来事が。東京大空襲で多くの人が被害に遭い、寅子と娘・優未、花江(森田望智)と子供たちは疎開先で空襲を逃れるが、空腹に耐えながら必死に暮らす家族のもとに最悪な知らせが届く。
そんな矢先に登場したのが、三山演じる寅子の弟・直明。終戦後の久々の再会に顔を輝かせる猪爪家だったが、食うや食わずの生活の中で直言(岡部たかし)は体調がすぐれず、生活はひっ迫した状況。そんななかで直明はある決意を家族に告げ、安堵する両親をよそに寅子は複雑な思いを抱える……という展開だった。
絶望に暮れる猪爪家に灯をともすかのように笑顔で現れた直明。SNSでは三山の登場を待ち焦がれていたファンから「待ってました!」「朝ドラデビューおめでとう」と歓喜、祝福の声が続々。また、三山の演技に「辛くてずっと泣きっぱなしの回だったけどRYOKIの笑顔に救われた」「救いは直明くんの純粋な笑顔」「りょうきくんの笑顔かわいい」「凌輝くんの目の演技が好きです」「ひとすじの希望の役だね」「直明がイケメンになって帰って来た」と慰められる声が多くみられ、「RYOKIきっかけで見ることにした」という声もあった。
BE:FIRSTのメンバー・RYOKIとしてステージ上では圧巻のパワフル&セクシーなパフォーマンスでカリスマ的な人気を博す三山。俳優としては映画『縁側ラヴァーズ』(2020)、『人狼ゲーム デスゲームの運営人』(2020)、『HiGH&LOW THE WORST X(クロス)』(2022)やドラマ「生理のおじさんとその娘」(2023・NHK※単発)、「往生際の意味を知れ!」(2023・毎日放送/TBS)などに出演。今後のさらなる飛躍に期待が高まる。(石川友里恵)