ホラー『ザ・ウォッチャーズ』ガラス張りの部屋を毎晩のぞき見する“監視者”とは…シャマラン父娘ら証言
鬼才M・ナイト・シャマランの娘イシャナ・ナイト・シャマランが長編監督デビューを果たしたホラー映画『ザ・ウォッチャーズ』(全国公開中)から、主人公が逃げ込んだガラス張りの部屋をぞき見する“監視者”について、監督やキャストがその手がかりを証言する特別映像が公開された。
【動画】毎晩のぞき見する“何か”とは…『ザ・ウォッチャーズ』特別映像
届け物をするために出かけた主人公のミナ(ダコタ・ファニング)は、地図にない森で道に迷ってしまう。逃げ込んだ“ガラス張りの部屋”には見知らぬ3人がおり、夜になるとその部屋は謎の“何か”に覗き見されるという。部屋には「“監視者”に背を向けてはいけない」「決してドアを開けてはいけない」「常に光の中にいろ」という禁断の3つのルールがあり、一つでも破ったら“何か”によって殺されてしまう。
謎多き監視者について、イシャナ監督は「古代の神々のように恐るべき存在です」と語ると、主演のダコタも「誰も見たことがない。どんな姿で何ができるのかわからないことばかり。でも恐怖と危険ははっきりと感じる」と続ける。
「正体を暴く」をコンセプトに、ファンタジー&ホラー要素が融合した本作。製作に名を連ねるシャマランは「時間が迫るなか逃げ道がないというスリリングな要素もある。永遠にここから出られない。逃げるなら命がけだ」と緊迫した展開に脱出ゲームの要素が見られると指摘した。
監視者がのぞく部屋には「超自然的な魅力のようなものと嫌悪感が共存している。ガラス貼りの部屋は生き残るために身を置いているだけで、最も抜け出したい場所でもある」と二面性あるとイシャナ監督。「かつては崇められていたが、今は完全に恐ろしい存在だ」と監視者について意味深なコメントも残している。(編集部・倉本拓弥)