横浜流星主演大河「べらぼう」初回は2025年1月5日 京都でクランクイン「蔦重とともに成長していけたら」
横浜流星が主演を務める2025年放送の大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」の初回放送日が2025年1月5日に決定。21日に京都のロケ現場で取材会が行われ、役衣装で登場した横浜が、クランクインから1週間が経った現在の心境を明かした。
【画像】小芝風花が伝説の遊女に!25年大河「べらぼう」場面写真
「べらぼう」は、世界有数の大都市へと発展した8世紀半ばの江戸を舞台に、“江戸の出版王”へと成り上がった蔦屋重三郎を主人公にしたストーリー。大河ドラマ「おんな城主 直虎」やNHKドラマ「大奥」シリーズなどの森下佳子が脚本を執筆している。
ドラマは5月27日に関東近郊で収録が始まり、主演の横浜は6月15日に京都でクランクインを迎えた。6月下旬まで続く京都ロケには、渡辺謙(田沼意次役)、小芝風花(花の井役)、宮沢氷魚(田沼意知役)ら主要キャストも参加。松竹撮影所や京丹波オープンセット広場のほか、東本願寺、 智積院、 随心院、光明寺などでも撮影が行われる。
クランクインから1週間経った横浜は、「ドラマ冒頭のシーンから撮影できたので、すごく気持ちが入りました」とコメント。「京都というすてきな場所で撮影をして、いま蔦重として生きています。これから1年半、蔦重とともに成長していけたらと思っています」と意気込んだ。
横浜にとっては初の時代劇ドラマ出演。「舞台では経験がありますが、映像は初めてなので、監督や所作指導、方言指導の方々など、スタッフのみなさんと相談しながら、一緒にキャラクターを作っています」と心境を明かす。また、自身が演じる蔦重について「飛び抜けて明るいキャラクターです。度胸もあって責任感もあり、でもダサさもあってとても人間くさく、共感できることがたくさんあります」と魅力を語っていた。
また、同作の衣装デザインを映画『陰陽師0』などの伊藤佐智子が担当していることが明らかに。「吉原の世界をスタートに取り巻くキャラクター豊かな絵師、作家、遊び人、ガ ラッと変化する大奥、幕府の人々。色彩感、素材感を現代の人が見て、なんてカッコイイのだろうと感嘆符付きで魅せられるスタイリングを目指します。浮世絵や屏風に描かれているやわらかな衿元の着こなし、美意識、町人好み、武家好み、粋好み、伊達好みが満載のめくるめくファッションの楽しさを描きたいと思います」とコメントしている。(編集部・倉本拓弥)
大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」2025年1月5日(日)スタート