豊川悦司&常盤貴子、初の夫婦役でCM共演「まさか結婚することになるなんて」
俳優の常盤貴子が、豊川悦司と中条あやみがイメージキャラクターを務める、キリンビール株式会社「キリン一番搾り 糖質ゼロ」の新CMに出演。かつて、ドラマ「愛していると言ってくれ」で恋人役を務めた豊川と初の夫婦役を務めたことが明らかになった。
豊川演じる“ちょっと頑固な父”と、中条演じる“イマドキな娘”の会話を中心に展開してきたCMシリーズ。7月1日から「いい時代」篇および「誰が決めたの」篇(各30秒)が全国で順次放映され、常盤は豊川の妻役にして中条の母親役で「いい時代」篇に初登場する。
両CMとも、夫婦、そして親子が交わす、ほほ笑ましい家族の会話が見どころ。なかでも「いい時代」篇は、大ヒット恋愛ドラマ「愛していると言ってくれ」の恋人役で一世を風靡(ふうび)した豊川と常盤にとって、3回目の共演にして初めての夫婦役となった。
豊川は、常盤との夫婦役に「まさか結婚することになるなんて、思ってもみませんでした。果たして往年のラブストーリーのファンは、それで納得してもらえるのかどうか分かりませんが、共演するのが3回目、そして実は僕が演出したドラマの主演もやっていただいている、とても大好きで、素晴らしい女優さんなので、今回もすごく楽しみにしていました」とインタビューで言及。
一方の常盤は「『愛していると言ってくれ』で共演した時はお話しさせていただいたことがないぐらい、豊川さんは雲の上の存在で、まさかこんな日が来るとはという心境です。今は面白いおっちゃんぐらいに、気さくにお話しさせていただいていますが、豊川さんの持っている独特の雰囲気が唯一無二で、すごく面白いんですよ。私自身、豊川さんのコメディーセンスが大好きなので、そうした部分がCMの中で垣間見えるのが本当に楽しいです」とドラマ撮影を振り返りながら語る。
そんな二人の娘役を務めた中条は「こんなすてきなパパとママの娘でいられてすごくうれしいです。皆さんもそうだと思いますが、豊川さんと常盤さんが並んでいる絵は、私自身も見たことがあるので、『あ、ここにいるんだ、自分』って、ちょっと不思議な感覚でした」と喜びながら、
「いい時代」篇の撮影は、自然豊かな一軒家をメインに行われ、CM初登場の常盤は、やや緊張の面持ちで現場入り。しかし、旧知の豊川だけでなく、初共演の中条や制作スタッフら初顔合わせのメンバーからも温かく迎えられて、すぐにリラックスした表情に。ファーストテイクから自然体の演技を披露し、休憩中も3人で談笑し、一緒に写真を撮るなど、豊川と中条の“家族の輪”にあっという間に溶け込んだ。そんな常盤について中条は「常盤さんは今回初めてお会いした気がしないぐらい、ほわーんと包み込んでくださる方で、他に見たことがない、ほわっとしたオーラを放っていました。すごく自然体で、二人が一緒にいる姿を見ているだけで、それまで過ごした時間が見えてくるというか。夫婦ってすてきだな、良い空気が流れているなと感じました」と語っている。(編集部・入倉功一)