『デッドプール&ウルヴァリン』ライアン&ヒューが韓国のファン約2,000人の前で愛を確かめ合う
マーベル・スタジオ最新作『デッドプール&ウルヴァリン』の韓国ファンイベントが現地時間4日、ソウル市内の奨忠(チャンチュン)体育館で行われ、ライアン・レイノルズ、ヒュー・ジャックマン、ショーン・レヴィ監督が出席。約1時間にわたり、会場に集まった2,000人近くのファンと交流を深めた。
【画像】ライアン&ヒューにファンから手描きイラストのプレゼント!韓国ファンイベントの様子
およそ1時間のプレショーの後に登場した3人は、体育館に敷かれた円形のレッドカーペットを歩き、サインや写真撮影など、20分近くかけて丁寧なファンサービスを行った。中にはデッドプールやウルヴァリンをはじめ、MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のヒーローのコスプレで参加しているファンもおり、ライアンやヒューが衣装に直接サインをする粋な計らいも見られた。
6回目の韓国渡航となったヒューは「アンニョンハセヨ」と韓国語であいさつし、「来てくれてありがとうございます。コスプレをしたり、ポスターを持ってきてくれたり、素敵な方々ばかりです。みんな愛しています」とメッセージ。3度目の韓国となったライアンは、「この映画をプロモーションするためにお招きいただき、ありがとうございます」と笑顔を見せ、前作から6年越しの最新作について「韓国で公開できることを楽しみにしています」と期待を寄せた。
イベントでは、ファンから寄せられた質問に答える一幕も。大親友であるライアンとヒューに関連して「お互いの愛を最も感じた瞬間」について問われると、ヒューは「(ウルヴァリンとして)彼(ライアン)を何度も殴っている時です。彼は泣いているのですが、それでも私は彼を愛しています」と回答。ライアンは「(デッドプールとして)彼(ヒュー)の首を切り落とす時。それこそ愛です」と冗談まじりに話していた。
そんな二人の愛らしさが見えた瞬間について、ショーン監督は「最初に衣装を着た二人を見た時です。デッドプールの赤色、ウルヴァリンの黄色。まさに現実世界のヒーローが目の前に現れたのです」と語っていた。
他にも、プレショーで行われた対決を勝ち抜いたファン1組がステージに上がり、3人と直接対面するコーナーや、ライアンたちに客席のファンから手描きのポートレートがプレゼントされるなど、ファンイベントらしい出来事が続いた。3人がステージを去る間際には、会場ファンからペンライトの輝きと共に、「ベスト・フレンド・フォーエヴァー」のかけ声で登壇者にサプライズを届けるなど、現地ファンにはたまらない一夜となった。
マーベル屈指の“クソ無責任”ヒーロー・デッドプールと、彼が“爪野郎”と何度もいじり倒してきたミュータント・ウルヴァリンがタッグを組む本作。日本と同じく、韓国でも7月24日(水)に劇場公開される。(取材・文:編集部・倉本拓弥)