沢城みゆき、平野綾ら劇場アニメ『ベルサイユのばら』メイン声優4名一挙発表
劇場アニメ『ベルサイユのばら』(2025年新春公開)で、オスカル、マリー・アントワネット、アンドレ、フェルゼンの声を務める声優キャストが発表になった。
池田理代子による原作漫画「ベルサイユのばら」は、1972年より「週刊マーガレット」(集英社)にて連載され、現在累計発行部数は2,000万部を突破。革命期のフランスを舞台に、懸命に生きる人々の、愛と人生を鮮やかに描く。フランス革命へと飛び込んでいく美しいオスカルの生きざまは、熱狂的な支持を集め、宝塚歌劇団による舞台化やテレビアニメ化もされ、日本中で社会現象を巻き起こした。
今回発表された声優陣は4名。将軍家の跡取りで、“息子”として育てられた男装の麗人オスカル・フランソワ・ド・ジャルジェを沢城みゆき、オーストリア出身のフランス王妃マリー・アントワネットを平野綾、オスカルの幼なじみの平民アンドレ・グランディエを豊永利行、容姿端麗なスウェーデンの伯爵ハンス・アクセル・フォン・フェルゼンを加藤和樹が務める。
あわせて発表されたスタッフ陣には、監督を『アオハライド』『チア男子!!』の吉村愛、脚本を『うたの☆プリンスさまっ♪』シリーズ、『君に届け』の金春智子、キャラクターデザインを「初恋モンスター」「ぬらりひょんの孫」の岡真里子、音楽プロデューサーを『進撃の巨人』の澤野弘之、音楽を澤野と共にNHKドラマ「大奥」のKOHTA YAMAMOTO、そしてアニメ制作は『呪術廻戦』『この世界の片隅に』などを手掛けたアニメスタジオ MAPPA が担当する。
声優陣のコメントは以下の通り。(今井優)
沢城みゆき(オスカル・フランソワ・ド・ジャルジェ役)
劇場アニメ『ベルサイユのばら』でオスカルの声を担当させていただくことになりました、沢城みゆきです。
池田理代子先生の描かれたオスカルをバイブルに、そこから田島令子さんの声の入ったオスカル、実写映画や舞台でもそれぞれに昇華されたオスカルが誕生してきました。その歴史の中へ、もう1人、吉村監督の元で新たなオスカルが生まれようとしています。(作画の方々のとんでもない仕事量!!)今はただ、その完成の日を緊張しながら静かに待っているところです。
平野綾(マリー・アントワネット役)
夢のようです。
まさか歴史に残るこの名作で、憧れのマリー・アントワネットを演じさせていただけるなんて。
漫画・アニメ・舞台を観続けてきた、いちファンである私にこんな日が来るなんて思ってもみませんでした。
今回の演出は、かなりの挑戦だと思います。
製作陣も皆様それぞれに思い入れがあって、リスペクトを持って作品作りしているのがとても伝わってきました。
誰もが持っているベルばらのイメージに革命を起こす、新たな時代の幕開けとなるような作品になることを期待しております。
豊永利行(アンドレ・グランディエ役)
まさか、僕が歴史ある伝説の作品である『ベルサイユのばら』に…。
しかもアンドレを演じさせていただく日が来るとは思っていませんでした。
そして歌も歌わせていただいております。
原作のあんなシーンやこんなシーンも演じさせていただいております…。
現代の映像で、耽美で聡明で儚いベルばらが描かれます。
いつの世も愛される作品に関わることが出来て本当に幸せです。
どうぞ、ご期待ください!!
加藤和樹(ハンス・アクセル・フォン・フェルゼン役)
誕生から50年…その間、全く色褪せることなく愛され続けている『ベルサイユのばら』にフェルゼン役として参加させていただけるなんて身に余る光栄です。
ミュージカル作品でフランス革命に身を投じた経験のある身としては、このお話が決まった時は感慨深いものがありました。原作の名シーンはもちろん、新たに歌唱演出も加わり、現代の映像技術で令和の時代に新たな革命を起こす作品になっていると思います。ご期待ください!