映画版『ウィキッド』2025年春、日本公開決定!切なく幻想的なポスタービジュアルも
人気ブロードウェイミュージカルを映画化した『Wicked(原題)』が、『ウィキッド ふたりの魔女』の邦題で2025年春、日本公開することが決定し、特報映像とポスタービジュアルが公開された。
「ウィキッド」は、名作「オズの魔法使い」を2人の魔女の視点から描いた不朽のミュージカル。映画版では、西の悪い魔女・エルファバをエミー賞、グラミー賞、トニー賞と数々の受賞歴を持つ実力派シンシア・エリヴォが、南の善い魔女・グリンダを人気歌手のアリアナ・グランデが演じ、ミシェル・ヨー、ジェフ・ゴールドブラム、ジョナサン・ベイリー、イーサン・スレイターらが共演する。監督は、『イン・ザ・ハイツ』のジョン・M・チュウが務める。
公開された特報映像は、「人は邪悪に生まれるの?それとも邪悪になっていくの?」という問いから始まり、魔法と幻想の国・オズにあるシズ大学の学生として出会い、寄宿舎で偶然ルームメイトとなったエルファバとグリンダの様子が描かれる。次第に友情を深めてゆく、見た目も性格もまったく逆の2人。真の魔法を操る力に戸惑いながらも、互いに寄り沿い合い、友情をはぐくんでゆくドラマチックな物語が紡がれる。
また、併せて公開されたポスタービジュアルは、魔女のような装いのエルファバと、華やかなドレスを身にまとうグリンダの姿が。ポスターを二分する、緑とピンクの対照的に彩られた世界の中で、その壁を越えようと互いに手を伸ばし合う、どこか切なく幻想的な2人の姿が印象的な1枚となっている。(高橋理久)