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マーベル『マダム・ウェブ』が大コケしたのはネットのせい…出演者が持論

興行面で大苦戦した『マダム・ウェブ』
興行面で大苦戦した『マダム・ウェブ』 - Columbia Pictures / Photofest / ゲッティ イメージズ

 ソニー製作のマーベル映画『マダム・ウェブ』に出演したエマ・ロバーツが、同作が大コケしたことに対する持論をVarietyに述べた。

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 ダコタ・ジョンソンが主演した『マダム・ウェブ』は、未来予知の能力を持つマダム・ウェブの誕生物語を描いたミステリー・サスペンス。エマは、後にスパイダーマンになるとされるピーターを出産するメアリー・パーカーを演じた。

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 今年2月に全米公開された本作は、ソニーのスパイダーマン関連キャラクター映画として最低のオープニング興行収入を記録し、米大手映画批評サイト「ロッテントマト」での批評家支持率は11%と酷評されてしまった。主演のダコタは公開後、同作が酷評されたことについて「驚きはなかった」とBustleに告白しており、「こうしたものは二度とやらないと思う」と本音を漏らしている。

 同作の失敗や前述のダコタの発言について問われたエマは、「物事は上手くいくこともあれば、失敗することもあります。それが上手くいくかどうかを予測できるかのように振る舞う人が多いですが、そんな事はできません。失敗しても、後でTikTokでバズることだってありますし、成功しても『本当に成功したの?』と思うこともあります。成功の秘訣はありません。いいものを作り、タイミングよくヒットする。それ以外は、祈るくらいです。私は失敗を恐れたり、否定的な意見に怯えたりはしません」と自らの意見を述べる。

 予告編公開時からネットミーム化され、SNSなどで拡散されてしまった本作。エマは「もしも全てがジョークに変えられるインターネットの文化がなければ、作品の評価は変わっていたかもしれません」と持論を述べ、「人々は近年、すべてを冗談にしてしまう傾向があります。私は、そういったことが嫌いです」と続けた。

 エマ自身は『マダム・ウェブ』がお気に入りだそうで、「とても楽しめました」とコメント。「共演者もみんな最高ですし、S・J・クラークソン監督はとても素晴らしい仕事をしました。彼女こそ、私がこの映画に出たかった理由です」とも語っている。(編集部・倉本拓弥)

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