「光る君へ」道長&まひろの艶めかしいラブシーンに猛反響 「息ができない」「お寺で…」
吉高由里子が紫式部(まひろ)役で主演を務める大河ドラマ「光る君へ」(NHK総合・日曜午後8時~ほか)の14日放送・第27回ではまひろと道長(柄本佑)が偶然石山寺で再会してからの展開となり、切ない逢瀬にSNSでは「なんて尊い時間」「息ができない」と胸が高鳴る視聴者の声でにぎわった(※一部ネタバレあり)。
第27回のサブタイトルは「宿縁の命」。6月30日放送の前話・第26回「いけにえの姫」ではまひろと夫・宣孝(佐々木蔵之介)の夫婦仲が悪化し、ラストでは傷心をいやすためにいと(信川清順)や乙丸(矢部太郎)らと石山を訪れたまひろが道長とばったり再会。急展開となったが、翌7月7日放送回は「都知事選開票速報」のため放送休止となり、いわば“お預け”状態となっていたため、「やっと続きが」「2週間長かった」「待ちくたびれた」としびれをきらす視聴者の声が相次いだ。
前話ラストでまひろの前に道長が現れた際、きらきらと輝く演出がなされていたこともあり「夢じゃなかった」と安堵する視聴者も。久々に再会したまひろと道長は互いに募る思いがありながらもこらえている様子。まひろが沈んだ様子の道長を「お痩せになりましたね」と案じると、道長は「やらねばならないことが山積み」「手に余ることが次々に起こる」と憂鬱な面持ち。「すぐ怒るのは相変わらず」だとからかう道長が二人の絆、流れた歳月を感じさせ、まひろが越前の地で宋語を学んだことを一しきり報告すると一度は「お目にかかれてうれしゅうございました。お健やかに」(まひろ)、「お前もな」(道長)と別れの言葉を交わすも、道長はおもむろに引き返し、まひろを力強く抱き寄せた。
こらえてきたまひろへの思いを爆発させる道長に「そうだよ、戻ってこなくちゃだよ道長!」「これ本当に現実!?」と歓喜の声が湧く中、その後のロマンチックな口づけがさらに視聴者をとりこに。道長がいとおしそうにまひろの頬を撫で、指で唇に触れそのまま口づけ……という流れとなり、「やっぱり永遠の恋人ですね」「とても官能的ですね」「艶めかしい」「それを待ってた」「息ができない」「数か月分の溜まったイチャイチャを見せられてる」「燃えさかるやけぼっくい!」「お寺で…」と待ちに待った瞬間に興奮の声が続々寄せられた。
そのほか道長の「えらくなったからではない」の一言も話題に。「一度だけおまえに腹を立てたことがあったのう。今そのことを考えたであろう」と昔話をする道長に「えらくおなりになって、人の心が読めるようになったのですね」と答えるまひろ。そんな道長が間髪入れずこの言葉を返すとしばしの沈黙が流れ、含みを感じさせるシチュエーションだっただけに「(道長)どんな言葉をのみこんだのだろうか」「おまえ(まひろ)のことだからだ、とでもいうのか」「まひろのことだから分かるのよねえ」「言外にあふれる互いの気持ちがまた…」と道長の胸中に想像を巡らせる声も多く見られた。
二人は一夜を共にし、道長が再びまひろに「今一度、俺のそばで生きることを考えぬか」と口説くも、まひろはやんわりと拒否。つかの間の甘美なひとときを過ごした二人だったが、この先に思わぬ展開が待ち受け「やっぱり」「嘘だろ」「まさかの」など、どよめきが起きた。(石川友里恵)