『アベンジャーズ』続編2作、『エンドゲーム』ルッソ兄弟が監督復帰で交渉中!
映画『アベンジャーズ/エンドゲーム』などを手がけたルッソ兄弟ことアンソニー・ルッソ監督&ジョー・ルッソ監督が、シリーズ第5弾と第6弾のメガホンを取るため、マーベルと交渉中であることが明らかになった。The Hollywood Reporter が独占で報じた。
2026年5月1日全米公開予定の『アベンジャーズ5(原題) / Avengers 5』は、『アベンジャーズ:ザ・カーン・ダイナスティ(原題) / Avengers: The Kang Dynasty』というタイトルで進んでいたが、メインヴィランを務めるはずだったジョナサン・メジャース(征服者カーン役)が交際相手へのDVで有罪判決を受け、マーベルから解雇されたことで、正式タイトルが白紙に。監督に就任していたデスティン・ダニエル・クレットンも、別作品に集中するため降板している。続く第6弾『アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ(原題) / Avengers: Secret Wars』(2027年5月7日全米公開予定)は、監督の名前すら明かされていなかった。
同サイトによると、マーベルとルッソ兄弟の交渉は初期段階にあるとのこと。ルッソ兄弟は、2014年公開の『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』を皮切りに、『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』『アベンジャーズ/エンドゲーム』といったヒーロー集結のオールスター映画を世界的ヒットに導いた功労者。『エンドゲーム』後は一旦マーベルから離れ、さまざまな大作映画・ドラマをプロデュースしてきた。『アベンジャーズ』でマーベル復帰となれば、ファンにとっても朗報と言えるだろう。
なお『アベンジャーズ5(原題)』の新監督候補に関しては、『デッドプール&ウルヴァリン』(7月24日世界最速公開)のショーン・レヴィ監督の名前も挙がっている。マーベルは、現地時間7月25日開幕のサンディエゴ・コミコンで大規模なプレゼンテーションを行う予定で、『アベンジャーズ』を含む今後の新作についての情報発表が期待されている。(編集部・倉本拓弥)