「仮面ライダーガッチャード」本島純政&「ブンブンジャー」井内悠陽、ヒーローになりたい子供たちにアドバイス
映画『仮面ライダーガッチャード ザ・フューチャー・デイブレイク』『爆上戦隊ブンブンジャー 劇場BOON! プロミス・ザ・サーキット』の親子でガッチャ! バクアゲ先行上映会が20日に丸の内TOEIで行われた。「仮面ライダーガッチャード」の仮面ライダーガッチャード/一ノ瀬宝太郎役の本島純政と「爆上戦隊ブンブンジャー」のブンレッド/範道大也役の井内悠陽が出席し、会場に集まった子供たちの声援に「かわいい」と笑みをこぼした。
【画像】子供たちのかわいさにメロメロだった本島純政&井内悠陽
夏恒例の二本立て特撮ヒーロー映画を親子で楽しもうという趣旨で行われた本上映会。暗いところや、大きな音が苦手という子供たちでも楽しめるよう、場内の照明を通常より明るく、音量を小さく設定して上映する「おこさまシネマ」スタイルでの上映となった。
映画を鑑賞したばかりの子供たちの大きな拍手、そして声援を一身に浴びた二人は、「めちゃめちゃうれしいです!」と笑顔を見せる。「仮面ライダーガッチャード」にとって集大成である本作について本島は、「ガッチャードという作品に携わることができて本当にうれしく、この1年間で感謝する気持ちがより深まったかなと思います。この作品にはものすごく多くの方が関わっていて、その一人一人が情熱を持ってこの作品を作ってくれたからこそ、僕は今、ここに登壇できているので。皆さんへの感謝の思いが成長した、そんな1年でした」と述懐。
一方、「爆上戦隊ブンブンジャー」にとっては本作が初映画となる。その映画版について「もちろん物語にも感動したのですが、この大きなスクリーンで自分が動いてしゃべっているというところに本当に感動しました。それと撮影はもう終わっているのに、大丈夫かなと思うような緊張もありました」と語る井内に、会場の子供たちから「かっこよかった!」という声が飛び交った。
そしてこの日は、子供たちから二人への質問コーナーが設けられた。「ふたりに質問があるというお友だち!」と声がかけられると、会場のそこかしこから「はい!」「はい!」「はい!」と手が挙がり、その元気いっぱいな様子に「いっぱい!」「すごい!」とうれしそうな二人だった。
その中から一人の男の子が「ガッチャードにとってのヒーローは誰ですか?」と質問。本質を突いた質問に「けっこう深い質問だね」と感心した様子の本島は、「ガッチャードにとってのヒーローは応援してくれるみんなですね。宝太郎ってガッチャードライバーを託されているけど、本当に普通の高校生なんですよ。それでも諦めないで戦えているのはみんなの応援があるから。だからガッチャードにとってのヒーローはみんなです。ありがとね、みんな!」とコメント。井内も「僕も同じく応援してくれるみんながヒーローなのですが、同じチームのみんなもかな。6人合わせてブンブンジャーなので」と応じた。
そして次の子からは「どうしたらヒーローになれますか?」という質問が。それにはまず本島が「僕の中のヒーローって、一人で戦うのではなく、やはりみんなの支えがあってこそ。みんなが支えてくれるから、宝太郎も(敵の)グリオンを倒すことができた。やはり周りへの感謝を忘れないことが必要じゃないかなと思います」と回答。井内は「やはりいっぱい食べて、いっぱい寝て、いっぱい笑うことが大切。僕は笑うことってとても大事だと思っているんです。やはり不安に思っている人や、怖い思いをしている人を助けるのは笑顔だなと思うんです。ヒーローが怖い顔や、悲しい顔をしたら心から笑えないですから。普段から笑顔でいることが大事だと思います」とアドバイスを贈った。
さらにもう一人、会場の奥の方にいた女の子からは「お父さんとお母さんに怒られたことはありますか?」という質問が。その質問に「数え切れないほど」「僕もいっぱいあります!」と返した二人。子供たちとの交流を終始笑顔で楽しんでいた。(取材・文:壬生智裕)
映画『仮面ライダーガッチャード ザ・フューチャー・デイブレイク』『爆上戦隊ブンブンジャー 劇場BOON! プロミス・ザ・サーキット』は7月26日より全国公開