実写版「ONE PIECE」オスカー女優によるDr.くれは、実現ならず
Netflix実写版「ONE PIECE」でDr.くれはを演じる可能性が高まっていたオスカー女優ジェイミー・リー・カーティスだが、結局出演には至らなかった。制作会社 Tomorrow Studios のベッキー・クレメンツ社長がDeadlineに明かした。
現在制作中のシーズン2では、麦わらの一味の船医となるトニートニー・チョッパーの登場が予定されており、チョッパーに医師としての技術をたたき込んだDr.くれはは、物語に欠かせないキャラクターだ。ジェイミーはDr.くれはにソックリだという声が多く、彼女自身も出演に前向きだったことから、製作総指揮のマット・オーウェンズも、2023年の全米映画俳優組合(SAG-AFTRA)のストライキ終結後に話し合いたいと反応していた。
しかし、多忙を極めるジェイミーは、スケジュールの都合でシーズン2出演が叶わなかったそうだ。クレメンツ社長は「彼女はこの番組を愛しています。しかし、多くの映画&ドラマに出演していることから、スケジュール調整が上手くできませんでした」と明かしており、すでにDr.くれは役には「すばらしい人物」をキャスティングしているという。
シーズン2からのキャラクターとして、チョッパー登場回である原作コミック「冬島編」からワポル(ロブ・コレッティ)やドルトン(タイ・キーオ)の登場が発表済み。そのほか、海軍中将スモーカー(カラム・カー)、Mr.3(デヴィッド・ダストマルチャン)ら秘密犯罪結社「バロックワークス」のメンバーも登場する。(編集部・倉本拓弥)
Netflixシリーズ「ONE PIECE」シーズン1:独占配信中、シーズン2:近日独占配信