『デッドプール&ウルヴァリン』監督、R指定版トニー・スタークの映画化に興味アリ!
マーベル・スタジオ最新作『デッドプール&ウルヴァリン』(7月24日最速公開)を手がけたショーン・レヴィ監督が、韓国・ソウルでインタビューに応じ、R指定で映画化してみたいスーパーヒーローを明かした。
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マーベルヒーローでありながら下ネタやブラックジョークを連発するデッドプールと、過激なバイオレンスアクションを披露するウルヴァリンがタッグを組む本作。ディズニー配給になっても変わらずR指定で製作され、MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)初のR指定劇場映画が誕生した。
『デッドプール&ウルヴァリン』を皮切りに、R指定のMCU映画が今後も製作される可能性もあるが、レヴィ監督は「正直に言うと、R指定はただ使えるから使うものではありません。デッドプールに関しては喋る内容がR指定に適しているから、ローガン(ウルヴァリン)も彼の生き方やキレのある話し方がR指定に相応しいのです」と全てのキャラクターがR指定にはまるわけではないと説く。
「たとえば、私はR指定で描かれるピーター・パーカー(スパイダーマン)を見たくはありません。ソーやドクター・ストレンジだって、R指定映画で突然喋る姿を想像できません」
そんなレヴィ監督だが、アイアンマンことトニー・スタークだけは「R指定映画で罵る姿を見てみたい」と語る。トニーは、過去のMCU作品でも汚い言葉を使ってキャプテン・アメリカに注意されたりと、R指定と相性が良さそうなヒーローだ。ロバート・ダウニー・Jrふんするトニーは、『アベンジャーズ/エンドゲーム』をもってMCUから卒業したが、R指定映画が実現すれば話題性は十分と言えるだろう。
レヴィ監督はMCUとR指定の関係性について「R指定はキャラクターにつじつまが合うから使うもの。ただR指定にすれれいいということではありません」とコメント。「今後のMCUでさらなるR指定作品が誕生するのであれば、キャラクターに忠実であり続けることがカギとなるでしょう」と語っていた。(取材・文:編集部・倉本拓弥)