ウルヴァリン声優・山路和弘『デッドプール&ウルヴァリン』鑑賞し涙…ヒュー・ジャックマンの演技に「震えました」
マーベル・スタジオ最新作『デッドプール&ウルヴァリン』の「公開記念!真夏の激アツトークイベント」が26日に都内で行われ、日本語版声優を務める加瀬康之、山路和弘、佐倉綾音が出席。“ムチャな映画”ということから、イベント内容もムチャぶり満載で、キャラクターポーズやセリフの生披露や、カメラマンのリクエストに応じてイケオジ同士でハートポーズを作るなど、3人は大いに盛り上がった。
【画像】カッコいい&可愛さ全開!加瀬康之&山路和弘&佐倉綾音
『デッドプール』シリーズ3作目となる本作は、マーベル屈指のR指定ヒーロー・デッドプール(ライアン・レイノルズ)とウルヴァリン(ヒュー・ジャックマン)が共闘するアクション。世界の命運を左右するミッションをめぐり、デッドプールがウルヴァリンに助けを要請する。日本では24日に最速公開され、公開初日で興行収入1億9,500万円を記録した。
テキトーなのに憎めないデッドプール役の加瀬は、アフレコを振り返り「だんだん(セリフ単価が)低くなっている」とギャラ事情を嘆き、「やった後は何週間か何もできなくなる。すべてを使い果たさないとできない。さらにセリフ量がアップデートされているので、次やるとなると気が遠くなる」とこぼして会場の笑いを誘う。アドリブも多そうだが「台本に忠実。協議したセリフはありますよ」と明かし、「尊い」を「面白くない。もう一つ上があるんだよ。『てぇてぇ』」と時代に合った言葉を提案したと紹介する。
そして、「映画は頭からお尻まで全力疾走しているけど、僕たちも全力疾走しすぎると途中でエネルギーが切れてしまうので、ヒューとライアンの仲が良いように、僕と山路さんの仲の良さで持って行った部分もあると思います」と伝え、「初めて参加していただいた佐倉綾音ちゃんのカサンドラも見どころ満載です。エロいです」と期待をあおった。
再びウルヴァリンに声を当てる山路は「わかってはいたんですけど、こんな格好をさせられました」とウルヴァリンカラーのイエロースーツに苦笑い。本作の感想を求められると、「主演がふざけたことを言っている映画なのに、ヒュー・ジャックマンはこんなに真面目な芝居をしている…とビックリして震えました。昨日観て泣いてしまった自分に驚きました。やっぱり映画はすごい」と感動したことを打ち明けた。
巨大なカプセルトイを使った質問コーナーでは、山路が人生初のカプセルトイに挑戦して“マブダチ”を回答することに。「同い年の大塚芳忠と(井上)和彦ですかね。一人ずつ古希になっていく」と笑いながら、「長生きしないと役が来ないから。周りは(僕たちが)死んでいくと役が来るから。どれだけ長生きするかが勝負」と意気込んだ。加瀬は「この業界の上が詰まっている理由。この辺が元気なので困る」とボヤキ、自身のマブダチは「切磋琢磨してきた同世代ですかね。土田大ちゃん。山路さんの奥様(朴路美、路は玉偏に路)」と答えた。
デッドプールとウルヴァリンに立ちはだかる最凶ヴィランのカサンドラ・ノヴァ役の佐倉は“夏の激ヤバエピソード”を引き当て、「プライベートを語るコーナーなの?」と加瀬が目を丸くする中、「電車に乗っていたとき、ショートパンツが大きくてストンと落ちました。一瞬だったんですけど、パンツ丸出しになりました。その一瞬だけはカサンドラよりセクシーだっただろうな」と20歳の衝撃的な夏の思い出を語り、会場を笑いに包んだ。(錦怜那)