『デッドプール&ウルヴァリン』が『アベンジャーズ』超え!オープニング興収歴代6位の大ヒット
全米ボックスオフィス考
先週末(7月26日~7月28日)の全米ボックスオフィスランキングが発表され、マーベル・スタジオ最新作『デッドプール&ウルヴァリン』が興行収入2億1,143万5,291ドル(約328億円)という予想を上回る数字をたたき出し、初登場1位に輝いた。(数字は Box Office Mojo 調べ、1ドル155円計算)
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このオープニング興収は、ディズニー&ピクサーの『インサイド・ヘッド2』を抜いて今年最高というだけでなく、歴代で見ても『ジュラシック・ワールド』(2015)や『アベンジャーズ』(2012)を抜いて6位という大ヒット。ちなみに1位は唯一の3億ドル(約465億円)超えとなる『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019)で、2位は『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』(2021)、3位は『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』(2018)、4位は『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』(2015)、5位は『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』(2017)と続いている。
ディズニーのフォックス買収によってついにデッドプールとウルヴァリンがマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)入りを果たした作品にして、多数のカメオ出演もあるということで、ネタバレを嫌ったファンが初週に予想よりも多く詰めかけた形だ。R指定映画では史上最高のオープニング興収でもある。また先週末、『デッドプール&ウルヴァリン』のヒットによって、MCUは累計世界興収300億ドル(約4兆6,500億円)を突破した初の映画フランチャイズになった。(編集部・市川遥)
7月26日~7月28日の全米ボックスオフィスラキングは以下の通り。()は先週の順位。
1(初)『デッドプール&ウルヴァリン』
2(1)『ツイスターズ』
3(2)『怪盗グルーのミニオン超変身』
4(3)『インサイド・ヘッド2』
5(4)『ロングレッグズ(原題) / Longlegs』
6(5)『クワイエット・プレイス:DAY 1』
7(7)『バッドボーイズ RIDE OR DIE』
8(初)『ザ・ファビュラス・フォー(原題) / The Fabulous Four』
9(6)『フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン』
10(初)『ラーヤン(原題) / Raayan』