古田新太、学生相手に「不適切であれ」 デッドプールから学ぶ“イケてる大人3か条”を伝授
俳優の古田新太が5日、都内で行われた映画『デッドプール&ウルヴァリン』の夏休み特別課外授業イベントに出席。15歳以上の学生たちに向けて“デップー愛”を熱弁した。
『デッドプール』シリーズ3作目にして、R指定映画の歴代興行収入記録を塗り替え続けている本作。マーベル屈指の破天荒ヒーロー・デッドプール(ライアン・レイノルズ)と、『X-MEN』シリーズの人気キャラクター・ウルヴァリン(ヒュー・ジャックマン)がタッグを組み、世界の命運をかけたあるミッションに挑む。
古田はこの日、劇場に集まった15歳以上の学生たちを対象に「デッドプールから学ぶイケてる大人になるための3か条」というテーマで講師を務めた。ほぼ私物という全身デップースタイルで登場すると、いきなり「ウルヴァリンも出ていますが、わたし的にはデップー推し」と断言する。
古田は、デップーの魅力について「不適切であれ!」というポリシーをもって行動していることに触れると「適切なことばかりしていても面白くないでしょ」と語る。そして3か条の第1条として「忖度しないこと」を挙げ、「皆さん、英語バージョン観ました? Fワード連発していますよね。これをディズニー傘下でやっちゃうなんてすごいですよね」と笑うと、ディズニー作品のパロディーポスターに「このぐらいやってくれないとね」とニヤリ。
第2条は「オチャメであること」。古田は「何を言っても許してくれる関係性であるのは(デッドプールが)可愛いから。デップー自身も自分のこと絶対可愛いと思っていますよね。“俺ちゃん”だもん」と説明する。
そして、第3条は「最強であること」。古田は「いくらやられてもゆっくりだけれど治るんだから」とデッドプールが不死身であることを強調すると、「スパイダーマンとか、やられるとすぐ悩むじゃないですか。でも悩んでもしょうがないよね。あとは武器が日本刀と銃というのも恐ろしい。血みどろになるじゃない? しかも下半身の急所を狙う。ローブローナックルズ。でもそれがデップーの魅力ですよね」と笑っていた。
とにかく愛着があるというデッドプール。司会者から「古田さんと似ている?」と問われると「そうですね。エッチが好きで、友達が好きで、痛みに強い。基本不適切ですから」と笑うと、「この間『不適切にもほどがある!』というドラマに出ていましたが、あれが不適切なら俺は生きていけません」と発言し会場を笑わせていた。(磯部正和)