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【ネタバレ】『デッドプール&ウルヴァリン』カサンドラ・ノヴァ役俳優、あのキャラの死に「申し訳ない気持ち」

エマ・コリンが演じた悪役カサンドラ・ノヴァ
エマ・コリンが演じた悪役カサンドラ・ノヴァ - (c) 2024 20th Century Studios / (c) and TM 2024 MARVEL.

 映画『デッドプール&ウルヴァリン』(全国公開中)で悪役カサンドラ・ノヴァを演じたエマ・コリンが、劇中に登場するとあるキャラクターの悲劇的な運命について、GQ誌のインタビューで複雑な心境を明かした。(以下、映画のネタバレを含みます)

【画像】大胆…レオタード姿でプレミアに出席したエマ・コリン

 カサンドラ・ノヴァは、「X-MEN」の創設者であるプロフェッサーX/チャールズ・エグゼビアの双子の妹。原作コミックでは、ミュータント絶滅を目論む最凶最悪のヴィランとして描かれており、劇中では虚無空間の支配者としてデッドプールとウルヴァリンの前に現れる。

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 中でも衝撃的だったのは、カサンドラが虚無空間で捕らえたヒューマン・トーチ/ジョニー・ストーム(クリス・エヴァンス)の命を奪ったこと。20世紀フォックスが製作した映画『ファンタスティック・フォー[超能力ユニット]』(2005)から奇跡のカメオ登場を果たしたヒューマン・トーチは、カサンドラの能力で一瞬で皮膚を剥ぎ取られ、登場からわずか数分で早すぎる退場を遂げた(デッドプールは劇中で「出演料が高いから」とぶっちゃけている)。

 ヒューマン・トーチを死なせてしまったことについて、映画公開後に「とても申し訳ない気持ちです」と打ち明けたエマ。映画館でファンと鑑賞した際も、クリスの登場で全員が大興奮だったが、その数分後には退場してしまい「とても辛かったです。私は椅子の下に隠れてしまいました」と当時のエピソードを語った。

 クリスをはじめ、20世紀フォックスのマーベル映画で活躍した俳優たちがカメオ出演を果たした本作。エマは「マーベルのカメオは素晴らしいです。観客が望むものを与えてくれます」とマーベルの戦略を称賛し、「根拠もなく呼び戻す登場させるのではなく、全てに意味があります。とても賢い方法で(カメオ出演)させていることを感じますし、みなさんにも感じてほしいです」と訴えかけた。

 ちなみに、カサンドラの今後について聞かれたエマは「MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)で誰かが死ぬなんてことはありますか?」とぶっちゃけ。ウルヴァリン役からの引退を撤回して、本作で再演したヒュー・ジャックマンの名前を挙げ、「いつかヒューみたいに、自動車を脇道に止めて『(もう一度)やらなければ』という日が来るかもしれません」と語っている。(編集部・倉本拓弥)

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