早くも2週目で!『デッドプール&ウルヴァリン』北米でR指定映画史上最大のヒット作に
全米ボックスオフィス考
先週末(8月2日~8月4日)の全米ボックスオフィスランキングが発表され、マーベル・スタジオ最新作『デッドプール&ウルヴァリン』が興行収入9,680万9,328ドル(約140億円)で2週連続となる首位に輝いた(数字は Box Office Mojo 調べ、1ドル145円計算)
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公開2週目にして累計興収は3億9,538万5,247ドル(約573億円)に達し、メル・ギブソン監督作『パッション』(2004)を抜いて早くもR指定映画史上最大のヒット作となった。世界興収はR指定映画として歴代3位となる8億2,417万4,590ドル(約1,195億円)。1位は『ジョーカー』(2019)、2位は『オッペンハイマー』(2023)だが、これらを超えるのも時間の問題とみられている。
3位には、M・ナイト・シャマラン監督作『トラップ(原題) / Trap』が想定通りの興収1,545万4,146ドル(約22億円)をきっちり上げて初登場。警察の罠にかけられた連続殺人鬼にジョシュ・ハートネットがふんしている。
絵本「はろるどとむらさきのくれよん」を『シャザム!』のザカリー・リーヴァイ主演で映画化した『ハロルド・アンド・ザ・パープル・クレヨン(原題) / Harold and the Purple Crayon』は6位デビューだった。また、再上映となったスタジオジブリの『崖の上のポニョ』が10位にランクインしている。(編集部・市川遥)
8月2日~8月4日の全米ボックスオフィスラキングは以下の通り。()は先週の順位。
1(1)『デッドプール&ウルヴァリン』
2(2)『ツイスターズ』
3(初)『トラップ(原題) / Trap』
4(3)『怪盗グルーのミニオン超変身』
5(4)『インサイド・ヘッド2』
6(初)『ハロルド・アンド・ザ・パープル・クレヨン(原題) / Harold and the Purple Crayon』
7(5)『ロングレッグズ(原題) / Longlegs』
8(6)『クワイエット・プレイス:DAY 1』
9(初)『ザ・ファイヤリング・スクワッド(原題) / The Firing Squad』
10(初・再上映)『崖の上のポニョ』