「新宿野戦病院」ヨウコがまさかのボンテージ衣装「ドロンジョ様みたい」と絶賛の声
宮藤官九郎が脚本を手掛け、小池栄子と仲野太賀がダブル主演を務める連続ドラマ「新宿野戦病院」(フジテレビ系・毎週水曜22時~22時54分)の第6話が7日に放送。主人公ヨウコ・ニシ・フリーマンを演じる小池がまさかのボンテージファッションを披露し、視聴者もSNSで反応している。(ネタバレあり。以下、第6話までの展開に触れています)
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本作は、新宿・歌舞伎町にたたずむ「聖まごころ病院」を舞台に、治療は雑だがどんな命も救おうとするアメリカ国籍の元軍医ヨウコ(小池)や、チャラい美容皮膚科医の高峰享(仲野)ら個性豊かな医師たちが、さまざまな背景を持つ“ワケあり”の患者たちと向き合う救急医療エンターテインメント。
第6話では、ヨウコが日本の医師免許を持っていないことを知った高峰啓三(生瀬勝久)が、兄で院長の高峰啓介(柄本明)を問い詰める展開に。享はこれまで多くの命を救ってきたヨウコを必死で庇い、最終的にはヨウコに惚れていることまで告白するが、その話の流れで、ヨウコが啓介とリツコ・ニシ・フリーマン(余貴美子)との間に生まれた娘であることが明かされた。
そんな言い合いの中、突然背中を押さえてうずくまる啓三。そこに現れたヨウコから、ちゃんとした病院で検査した方がいいと忠告されるが、啓三は筋を違えただけだと拒否する。その後、SM風俗店の人気嬢“May”として勤務する南舞(橋本愛)と啓三が、一緒にホテルから出てくるところを目撃してしまった享はショックを受けながらも事情を察知。しかしヨウコは「聖まごころ病院」のカルテを調べ、啓三が11年前から検診を受けていないことを知る。
11年前、妻で享の母である英里子(中山忍)を病で亡くした啓三は、それから医者嫌いが加速し、民間療法に頼る生活を送っていた。それでも「背中の痛みを甘く見ない方がええ」というヨウコと病院の面々は、人間ドックを予約するが、啓三は頑なに拒否。どうにか父親を説得したい享は、“主従関係”にある舞に、プレイを装って啓三をホテルに呼び出してもらう。
ホテルで目隠しをされてMayを待つ啓三の前に現れたのは、ボンテージファッションに身を包んだヨウコ。女王様になりきった小池のスタイルに、視聴者もX(旧Twitter)で「小池栄子さんのスタイル、たまらんくらいに好きだわ」「小池栄子さんウエストほっそー!スタイル良すぎ!」と絶賛。マスクで顔をおおった姿に「ヤッターマン」の人気キャラクターを思い出す視聴者も多かったようで「ヨウコがドロンジョ様みたいだ」などの声もあがった。
その後、足音だけで相手がMayではないことを見抜いた啓三だが、いざムチで打たれると「貴様……続けろ!」とプレイを続行。ヨウコは「どうしたんだい豚、汗かいてるよ……暑いのかい? 呼吸も乱れて苦しそうだよ豚野郎。発汗、急な発熱、呼吸の乱れ、これらの不調は全てがんのサインでもあるんだよ!」「あんたの考えはお見通しだよ! この俺が、この俺に限ってがんになんかなるわけがない。その油断が命取りなのよ!」など体が発するサインを無視することの危うさを伝える。
そして啓三は、ヨウコに縄で縛られながら、実は当時、がんが見つかった妻を救うために大金をかけて世界中の名医をたずねていたことを告白。しかし、どの医者からも発見が遅すぎたと言われ妻を失い、もし自分ががんで死んでも運命だと、検査を受けるのをやめていたと明かす。そんな中、ヨウコから“大好物”の筆で耳をくすぐられた啓三は最終的に「検査受けましゅ~」と陥落。SMプレイと共に啓三の悲しい過去が明かされる展開に、とまどいと共に笑いをこらえられない視聴者も多かったようで、Xには「SMで健診の大切さ語るとか意味わからん笑!」「亀甲縛りされながらいい話を…」「とても医療ドラマの画とは思えないww」などツッコミが寄せられている。(西村重人)