『キングダム』吉川晃司の“激シブ”ホウ煖話題 「オーラがハンパない」「凄いの一言」
原泰久の人気漫画を山崎賢人(※「崎」は「たつさき」)主演で実写映画化したシリーズの第4弾『キングダム 大将軍の帰還』(公開中)で吉川晃司演じるホウ煖が注目を浴び、その圧倒的な存在感に「佇まいがカッコ良すぎる」「オーラがハンパない」と驚き、興奮の声が寄せられている。
シリーズ4作連続で興行収入50億円を突破し、8月6日までの公開26日間で観客動員数374万人、興行収入55.3億円を突破するヒットを記録する本作(※数字は興行通信社調べ)。前作に続き、秦と趙の「馬陽の戦い」で敵将を討った信(山崎)と飛信隊が趙の総大将・ホウ煖らと対峙。戦場に復帰した大将軍・王騎(大沢たかお)とホウ煖の因縁の対決へとなだれ込んでいくさまが描かれる。
吉川演じるホウ煖は、前作『キングダム 運命の炎』のラストで登場。同作の公開から1か月を経て出演が公式発表される“サプライズ”として注目を浴びた。その身に神を宿す“武神”と畏れられる存在で、三大天(※かつて中国全土に名を轟かせた最強武将。趙国を支える三人の大将軍)の一人でもある。前作で信ら飛信隊の面々を“いったい何者か”と戦慄させた彼が、続く『大将軍の帰還』で“怪物”ぶりをまざまざと見せつけることとなる。
原作では「でっけぇ男」「あれは人じゃねェべ」などと表現されるホウ煖。「我は天の災い」と現れた彼が矛を一振りするだけで次々と人が死んでいき、その圧倒的な強さを前に「足腰の立たぬ者、ひたすら逃げる者、立ちつくす者」が続出し、パニックに陥った。
映画でも吉川がホウ煖の凄まじい殺気を体現。「武神吉川晃司も激シブ」「吉川晃司の不気味な存在感は圧倒的」「佇まいがカッコ良すぎる」「オーラがハンパない」と観客を圧倒。とりわけ王騎との対決場面は本作の目玉の一つであり、スクリーンだからこそ体感できる迫力。“最強”の大男同士が矛で激突するさまに、SNSでは「ホウ煖演じる吉川晃司さんのアクションは圧巻」「大沢たかおvs吉川晃司の戦い、凄いの一言」「目が離せなかった」「エグかった」「身体能力の高さよ」と興奮の声でにぎわっている。
その声を裏付けるかのように吉川は執念に役づくりを実施。シリーズを通じて「原作完コピ」とファンを魅了し続ける王騎役の大沢たかおとの共演を前に「こちらも見た目で負けるわけにいかない」と、前の役で71キロまで落としていたのを86キロまで増量したことを劇場パンフレットで明かしており、それでも「腕なんかはもう一まわりくらい太くしたかったんですけどね」とどこまでもストイックな姿勢を見せている。
プロデューサーの松橋真三は吉川の起用の背景を「ミュージシャンであり、アーティストである吉川さんっていういわゆる異分子、孤高の存在を本作に招き入れることが今回私がやらなきゃいけないことだなと思っていて」と語り、吉川が1か月もの間山にこもり役づくりを行ったことをシネマトゥデイのインタビューで語っていた。(編集部・石井百合子)