『ジョーカー』ホアキン・フェニックス、ゲイロマンス映画撮影5日前に突如出演取りやめ…映画はお蔵入り
映画『ジョーカー』のホアキン・フェニックスが、『キャロル』のトッド・ヘインズ監督の新作ゲイロマンス映画への出演を撮影5日前に突如として取りやめた。IndieWireやDeadlineなどが報じた。
【画像】狂気再び…『ジョーカー2』の公開も控えているホアキン
映画は1930年代を舞台にメキシコへ逃避行する男性同士(ホアキンと『トップガン マーヴェリック』のダニー・ラミレス)のラブストーリーで、露骨な性描写を含んだものになる予定だった。ホアキンは脚本開発から参加していたが、撮影間近で「怖気づいた」とされている。
ホアキンがいなくなってから2週間、プロデューサーたちは何とか企画を立て直そうとしたが失敗。ホアキンの役のリキャストを行う予定はないといい、制作前に海外配給権も売却済みだったが企画はお蔵入りとなった。撮影のためのクルーを雇っていたほか、メキシコのグアダラハラにセットも完成しており、損失は数百万ドルに上るとされている。ホアキンとヘインズ監督の代理人はコメントしていない。(編集部・市川遥)