「仮面ライダーガヴ」脚本は「ゼンカイジャー」「プリキュア」香村純子 “ルパパト”杉原輝昭監督と再タッグ
テレビ朝日系で9月1日からスタートする令和ライダー第6作「仮面ライダーガヴ」(毎週日曜午前9:00~9:30)のスタートアップ番組が8月11日、YouTubeほかで配信され、本作のキャスト・スタッフ陣が発表。パイロット監督は「仮面ライダーゼロワン」(2019~2020)を手掛けた杉原輝昭、脚本は「仮面ライダーウィザード」(2012~2013)、「機界戦隊ゼンカイジャー」(2021~2022)、「ヒーリングっど・プリキュア」(2020~2021)、「わんだふるぷりきゅあ!」(放送中)などを手掛ける香村純子らが担当する。
仮面ライダーガヴは、シリーズ史上初めて「お菓子」をモチーフとするライダー。異世界からやってきた青年ショウマが仮面ライダーガヴに変身し、幸せな人間をさらおうとする化け物・グラニュートと戦いを繰り広げる。主人公・ショウマ役を務めるのは知念英和。さらにこの日は、仮面ライダーヴァレン/辛木田絆斗役で日野友輔、ショウマが出会うなんでも屋の社長・甘根幸果役で宮部のぞみが出演することが発表された。
香村の脚本について「快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー」(2018~2019)以来のタッグとなる杉原監督は「今回は(主人公が)自分の居場所を探すっていう感じで冒頭、始まるんですけど、やっぱりちゃんと『仮面ライダー』してるんですよ。 エグいところはエグく描くし、そうじゃないところは香村さんの持ち味である、ふわっと柔らかい、かわいい感じで描くしっていう、そのバランスがやっぱ絶妙に脚本の中でもできていて、そこをどう膨らまして強弱がつけられるかなっていうのを、僕の方で色々考えますね」と番組内で語っている。
さらに監督として、柴崎貴行、諸田敏、上堀内佳寿也が参加。アクション監督は「仮面ライダーギーツ」(2022~2023)などの藤田慧、特撮監督は佛田洋、音楽は「王様戦隊キングオージャー」(2023~2024)、「仮面ライダーゼロワン」(2019~2020)などの坂部剛が務める。
また敵役として、グラニュートを人間界に送り込む、ストマック家の長男ランゴ・ストマック役を塚本高史、長女グロッタ・ストマック役を千歳まち、次男ニエルブ・ストマック役を滝澤諒、双子の次女シータ・ストマック役を川崎帆々花(崎はたつさき)、三男ジープ・ストマック役を古賀瑠が演じることが明かされた。(編集部・入倉功一)