『エイリアン:ロムルス』新たな女性主人公を演じるのは?若手注目株が語る特別映像
SF映画の金字塔『エイリアン』シリーズ最新作『エイリアン:ロムルス』(9月6日全国公開)の女性主人公レインを演じる若手注目株ケイリー・スピーニーが、本作の魅力を語る特別映像が公開された。
『ドント・ブリーズ』(2016)の鬼才フェデ・アルバレス監督がメガホンを取り、エイリアンを生んだリドリー・スコットがプロデュースする本作が描くのは、恐怖の原点の“その後の物語”。人生の行き場を失った6人の若者たちが、生きる希望を求めて足を踏み入れた宇宙ステーション“ロムルス”。そこに新天地への希望を見出す彼らは、寄生した生物を突き破って生まれ、異常な速さで進化する宇宙最恐の生物・エイリアンの脅威に直面する。
『エイリアン』シリーズの主人公といえば、1作目で初登場し、今なお世界中に愛され続けている、シガニー・ウィーバーが演じるヒロイン、エレン・リプリー。『エイリアン:ロムルス』の主人公レインも、最初こそエイリアンの脅威に怯えながらも、次第に冷静で勇猛果敢な本領を発揮していく姿が、どこかリプリーに近しい雰囲気を醸し出している。
そんなレインを演じるケイリーは、ソフィア・コッポラ監督作品『プリシラ』(2024)でベネチア国際映画祭の主演女優賞を受賞し、『パシフィック・リム:アップライジング』(2018)でも存在感を示した若手女優。最新作の撮影裏を収めた特別映像には、全身全霊でレインを演じるケイリーの姿が収められている。銃を手にゼノモーフに立ち向かい、時にはワイヤーアクションにも挑戦している彼女は、シガニーについて「偉大だった」「『エイリアン』を不朽の名作にしたの」とリスペクトを贈りながら「生きるために闘う」レインとリプリーには、共通点があるとコメントしている。(編集部・入倉功一)