八木勇征“南くん”が小さくなった仮説に衝撃…「やっぱりそういうことなの?」「まさかの…」
20日に放送された飯沼愛主演、八木勇征(FANTASTICS)共演の7月期テレビ朝日系ドラマ「南くんが恋人!?」(毎週火曜よる9時~)の第5話では心弾む夏祭りシーズンが描かれる一方で、注目が高まっていた南くんが小さくなった理由を巡る新展開があり、視聴者の間で衝撃が走った(※ネタバレあり)。
~以下、第5話のネタバレを含みます~
第5話は、前話でちよみ(飯沼愛)のバッグがひったくりに遭い、中に入っていた南くん(八木勇征)が窮地に陥ったのちの展開。ちよみが公園で必死に南くんを探し回る一方で、南くんもまた途方に暮れていたが、なんと自分と同じ手のひらサイズの女性(国仲涼子)と遭遇。早苗と名乗る女性にお茶に誘われた南くんは、早苗が夫(脇知弘)と暮らす家を訪れ、小さい者同士の“あるある”で意気投合。そんななか、早苗は南くんに「私たちはなんで小さくなったんだと思う?」と“タブー”の疑問を投げかける。
ちよみと再会したのちの南くんは、ちよみお手製の浴衣を着て楽しそうにしながらも、SNSではどこか哀し気な南くんの表情を気にする声も上がっていた。途中、ちよみの父・信太郎(武田真治)が二人の姿を目撃してしまう爆弾のようなハプニングもあったが、空気が変わったのは南くんが夏祭りで思わぬ人物と再会したときのこと。
それは早苗の夫だったが、彼のポケットに早苗の姿はなく、南くんはショックを受けた様子。そこから早苗との回想シーンに切り替わり、早苗が小さくなった“仮説”を語り出した。早苗が「わたしはこう思う」と語り出したのは「私たちはもう死んでいるの」というあまりにショッキングなもの。早苗も南くんと同じく幸福の真っただ中で交通事故に遭い、車と衝突する瞬間に神様に「ひどすぎる!」「死ぬの嫌だ!」とブチ切れたという。そうして目が覚めると小さくなり、夫と楽しく暮らしていたもののもう元の姿には戻れないであろうこと、この生活が長くは続かないであろうことを予感しており、「(神様が)あまりにも可哀そうすぎて少しだけ時間をくれたんじゃないか」「執行猶予みたいなもの」「おまけしてもらって幸せな時間を過ごしたのだから、もうすぐ本当に消えると思う」と言い、南くんに「もう会うことはないと思う」とも告げた。
第3話でも南くんが死を匂わせる発言をしており、視聴者の間でもちらほら“嫌な予感”がするという意見が挙がっていたが、元の姿に戻れないうえに消えてしまうという救いようのない早苗の仮説には「やっぱりそういうことなの?」「え?急にこんな切ないシーンくるの?」「まさかの悲しいエンド?」「南くんが消えるとか嫌なんですけど」とショックを受ける視聴者が続出した。
なお、1994年版のドラマ「南くんの恋人」では、小さくなったちよみ(高橋由美子)が南くん(武田真治)に哀しい仮説を語る展開だった。
早苗を演じる国仲涼子は今後の展開について「早苗が登場した事によって、南くんの心が大きく動き、これからのちよみとの過ごし方も変わってきます」と予告している。(石川友里恵)