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『スオミの話をしよう』三谷幸喜監督、宮澤エマに仏のオスカー女優をリクエスト

『スオミの話をしよう』より宮澤エマ演じる薊
『スオミの話をしよう』より宮澤エマ演じる薊 - (C) 2024「スオミの話をしよう」製作委員会

 三谷幸喜監督の新作映画『スオミの話をしよう』(9月13日公開)で宮澤エマ演じるキャラクターの一部シーンで、とあるフランス人女優をイメージしていることが22日、三谷監督が更新した公式Xで明らかになった。

【画像】マリオン・コティヤール

 三谷監督にとって『記憶にございません!』(2019)以来5年ぶりの監督作品となる本作は、突然失踪したスオミ(長澤まさみ)の行方を巡り、彼女の現・元夫たち(坂東彌十郎西島秀俊松坂桃李遠藤憲一小林隆)が集結して事件解決に奔走するうちに、思わぬ事実が浮かび上がっていくミステリー・コメディー。宮澤が演じるのは、神出鬼没な女・薊(あざみ)。ある時はスオミのママ友だったり、ある時はインテリアコーディネーターだったり、スオミの行く先々に現れる。

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 その薊とスオミの横浜ロイヤルパークホテルで撮影されたシーンについて、三谷監督は自身のXで「ロビーを歩くアザミ役の宮澤エマさんには、フランス女優のマリオン・コティヤールになったつもりで、とお願いした。見事にマリオンになりきってくれたエマさん」と投稿。宮澤とはこれまで大河ドラマ「鎌倉殿の13人」(2022)や映画『記憶にございません!』、ドラマ「誰かが、見ている」(2020)、舞台「日本の歴史」(2018~2019)や「オデッサ」(2023)などで組んでおり、「日本映画界は、まだまだ彼女の使い方が分かっていない」と宮澤の才能を高く評価している。

 マリオン・コティヤール(48)は、2007年の映画『エディット・ピアフ ~愛の讃歌~』で「愛の讃歌」などで知られる伝説の歌姫エディット・ピアフを演じてアカデミー賞主演女優賞を受賞。レオナルド・ディカプリオと夫婦役で共演した『インセプション』(2010)や事故で両脚をなくしたシャチの調教師を演じた『君と歩く世界』(2013)、賞レースを沸かせたジャン=ピエール・ダルデンヌリュック・ダルデンヌ兄弟の社会派ドラマ『サンドラの週末』(2015)など名作&ヒット作に多数出演。近年の出演作に『私の大嫌いな弟へ ブラザー&シスター』(2023・アルノー・デプレシャン監督)、『アネット』(2021・レオス・カラックス監督)などがある。(編集部・石井百合子)

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