「不適切にもほどがある!」韓国でリメイク決定
今年1月期にTBS系で放送され、大きな話題を呼んだ連続ドラマ「不適切にもほどがある!」が、韓国でリメイクされることが決定した。
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宮藤官九郎が脚本を手掛け、阿部サダヲが主演を務めた本作は、1986年から2024年にタイムスリップしてしまった昭和オヤジ・小川市郎(阿部)が、バス型のタイムマシンで過去と現在を行き来しながら、コンプライアンス無視の「不適切」発言で令和の空気をかき回しつつ、変化した価値観を知って成長する姿を描いたコメディー。リメイク版は、TBSと契約した韓国の制作会社Basestoryが制作を手掛ける。
プロデューサーを務めるBasestoryのキム・ジョンミ代表は、リメイク版について「オリジナルのドラマは過去と現在を行き来する主人公を通じて、時代をこえても変わらない『理解』と『寛容』の価値を伝えてくれました。我々がもつ企画力・制作力を集結させて、韓国らしい要素とオリジナルドラマが持っている温かさを盛り込み、韓国の視聴者にも深い感動と共感を呼び起こせたらうれしいです」とコメントを寄せている。
TBSは、今年6月に韓国・ソウルに海外ビジネスの戦略拠点となる TOKYO BROADCASTING SYSTEM KOREA,INC.を設立。番組販売、ドラマリメイク、IP共同開発に注力してきた。同社では「今後もセールスとIP共同開発を強化するとともに、韓国におけるバラエティフォーマット・ドラマ・映画・K-POP 他ジャンルでのIP共同開発等に対して、50億円規模のコンテンツ投資を実施していきます」としている。(編集部・入倉功一)