実写「ゴールデンカムイ」新キャスト&キャラクターは?
野田サトルの人気コミックを山崎賢人(※崎は「たつさき」)主演で実写映画化した『ゴールデンカムイ』の続編となる、「連続ドラマW ゴールデンカムイ -北海道刺青囚人争奪編-」(WOWOWで10月6日午後10時より独占放送・配信開始※全9話)。アイヌの莫大な埋蔵金を巡る争奪戦を描く本シリーズは、一癖も二癖もあるキャラクターの再現度が話題だが、映画版に続いて反響を呼ぶこと必至のドラマ版キャスト、キャラクターを振り返ってみた。
原作は累計発行部数2900万部(2024年7月時点)を突破。映画版では、明治末期の北海道を舞台に、“不死身の杉元”の異名をとる元陸軍兵・杉元(山崎)とアイヌの少女・アシリパ(山田杏奈※リは小文字)が、莫大なアイヌの埋蔵金を巡り軍人や脱獄囚らとバトルを繰り広げるさまが描かれた。ドラマ版では、埋蔵金のありかが記された刺青人皮を背負った囚人狩りが本格化。金塊をめぐる旅が新たな局面に差し掛かり、それぞれの過去や信念が解き明かされていく。
藤本隆宏、萩原聖人、桜井ユキ、高橋メアリージュン、池内博之ら一部のキャストは映画のラストで一瞬姿を見せたが、ドラマ版のキャストを役どころと共に改めて紹介する。
アシリパ(※リは小文字)の父(アチャ/井浦新)の友人・キロランケに池内博之。アイヌの集落コタンを転々とするミステリアスなアイヌの女・インカラマッ(※ラは小文字)に高橋メアリージュン。杉元一行が札幌で訪れることになる「札幌世界ホテル」の若き女将・家永カノに桜井ユキ。元はヤクザの一味だったが、土方と出会い魅了される奥山夏太郎に塩野瑛久。
“悪夢の熊撃ち”の異名をとり、エゾオオカミのレタラ(※ラは小文字)の狩猟に執着する二瓶鉄造に藤本隆宏。杉元の生きざまに心酔し、煌めきを求め戦いに挑む辺見和雄に萩原聖人。賭場を牛耳るヤクザの親分・若山輝一郎に渋川清彦。数々のイカサマ賭博で稼いできた凄腕の壺振り・仲沢達弥に木村知貴。天才的な剥製職人・江渡貝弥作に古川雄輝。人の皮を用いた服を作成しており、大日本帝国陸軍第七師団の鶴見中尉(玉木宏)から思わぬ依頼をされる。腕利きの贋作師で精巧な偽札を作る熊岸長庵に徳井優。変装の名手で多くの詐欺を働く鈴川聖弘に山路和弘。その腕を買われ、杉元たちのある作戦に協力する羽目に。
網走監獄の典獄で、厳格かつ潔癖な性格から“規律の鬼”と囚人たちから恐れられる犬童四郎助に北村一輝。ある出来事をきっかけに土方歳三(舘ひろし)に個人的な恨みを持つ。第七師団一等卒で東北マタギの生まれの谷垣(大谷亮平)を慕うアイヌの少年・チカパシに青木凰。牧場経営者で、杉元たちにあることを依頼するエディー・ダンにモーリー・ロバートソン。
そして薩摩生まれ、鶴見中尉を敬愛する第七師団のエリート少尉・鯉登音之進に中川大志。一撃必殺が特徴の剣術・自顕流の使い手。
27日には本作の完成披露試写会が行われ、山崎賢人、山田杏奈、矢本悠馬、柳俊太郎、塩野瑛久、桜井ユキ、中川大志、池内博之、玉木宏、舘ひろしら豪華キャストが一堂に集結した。(編集部・石井百合子)