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「民王」遠藤憲一主演で9年ぶり復活!総理の泰山が毎話、全国民の誰かと入れ替わる

遠藤憲一演じる武藤泰山と、泰山のお面をつけた新キャスト3名
遠藤憲一演じる武藤泰山と、泰山のお面をつけた新キャスト3名 - (C)テレビ朝日

 2015年に放送された池井戸潤原作、遠藤憲一菅田将暉ダブル主演の連続ドラマ「民王」が、遠藤憲一主演のリブート版として9年ぶりに復活することが明らかになった。「民王R(たみおうあーる)」のタイトルでテレビ朝日系・10月期火曜枠(よる9:00~9:54)で放送される。2015年版は池井戸の同名小説に基づき、現職総理大臣・武藤泰山(遠藤)とおバカな息子(菅田)の心と身体が入れ替わる珍事が描かれたが、リブート版では泰山が毎話全国民の誰かとランダムに入れ替わるオリジナルストーリーが展開する。その他の登場人物は発表されていないが、遠藤は「とっても個性的な新キャストが3人も参加してくれます」と予告している。

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 2015年版の「民王」は、同年7月期にテレビ朝日系金曜ナイトドラマ枠(23:15~24:15)で放送。「半沢直樹」シリーズや「下町ロケット」シリーズなどで知られる作家・池井戸潤が2010年に発表した小説をドラマ化。主演の遠藤、菅田のほか本仮屋ユイカ知英高橋一生金田明夫六角精児草刈正雄西田敏行らが出演。「コンフィデンスアワード・ドラマ賞」「ギャラクシー賞」など数々の賞に輝き、2016年には続編となるスペシャルドラマ「民王スペシャル~新たなる陰謀~」と、高橋一生演じる泰山の秘書・貝原茂平を主人公にしたスピンオフドラマ「民王スピンオフ~恋する総裁選~」も放送された。

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 9年ぶりに登場する泰山は、元内閣総理大臣の民政党議員。前回の総理時代、息子の翔と中身が入れ替わるというテロに遭うも、自身の政治理念を取り戻し活躍した。9年の月日が経ち、政治家を引退しようとしていた矢先、再び総理の座に就くことに。その過程で、またしても中身が誰かと入れ替わるテロが発生。今回の入れ替わり対象は全国民という設定に。

 原作者の池井戸はリブート版に「「民王」が新装開店です。(R)(※()は丸囲み)に、拙著原作はありません。構想について多少のサジェスチョンはしたものの、プロットを拝見したらまったくの別物で驚かされました。今作のドラマは、制作チームによるオリジナル・ストーリーといっていいでしょう。私は、ドラマ制作に関わる映像クリエイターたちの果敢なチャレンジを、全面的に支持したいと思います。「民王」の世界観で思う存分、暴れてください。一視聴者として楽しみでなりません」とコメント。

 泰山を続投する遠藤は以下のようにコメントを寄せている。

 「9年ぶりに『民王』をやると聞いたときは、「またあの面白いドラマができるんだ!」という喜びと、今回は【入れ替わり対象が全国民】ということになっちゃってるので、その役作りのプレッシャーとで、半々の気持ちでした(笑)。僕が演じる武藤泰山が、いったいどんな人物たちと入れ替わっていくのか、そしてどんな風に入れ替わるのか、まだまだわからないことも多いのですが、とにかく入れ替わる相手をよく見て、知って、その人の特徴などを1つでも多く役に入れることが大事なので、その心配と楽しみが今は大きいですね。でも今回はとっても個性的な新キャストが3人も参加してくれます。みんなそれぞれ違うキャラですが、若いエネルギーを爆発させて好き放題やってもらいたいなと思います。たくさんの注目を浴びることになると思うので、ぜひ新しい風を吹かせてもらいたいです! 正直、『民王』は9年前で終わると思っていました(笑)。たくさんの反響をいただいたドラマなので、それを超えていくというのは本当に大変なことですけれど、前回とは設定もいろいろと変わりますので、それは必見ですよ! 絶対面白いドラマになりますので、ぜひゲラゲラ笑いながら見てください! スタッフ・キャスト全員一丸となって最高のものを作っていくので、よろしくお願いします!」(編集部・石井百合子)

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