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「おむすび」橋本環奈「今までにない朝ドラになる」伊藤沙莉からバトンタッチ

「虎に翼」伊藤沙莉から「おむすび」橋本環奈へバトンタッチ!
「虎に翼」伊藤沙莉から「おむすび」橋本環奈へバトンタッチ!

 連続テレビ小説のバトンタッチセレモニーが4日、NHK大阪放送局にて行われ、9月30日スタートの「おむすび」(月~土、総合・午前8時~ほか)主演の橋本環奈と、あと3週間余りで最終回を迎える「虎に翼」の主演・伊藤沙莉が出席。橋本は「今までになかった朝ドラになる」と今の気持ちを明かした。

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 セレモニーでは、恒例のプレゼント交換とバトンタッチを実施。伊藤からは「虎に翼」の舞台地のひとつである、金物の名産地・新潟県で作られたフライパンと橋本の名前入りのカトラリーセット、橋本からは「おむすび」最初の舞台地である福岡県糸島市の新鮮な農産物が贈られた。

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 バトンは、今年3月に「ブギウギ」の主演・趣里から伊藤に渡されたもの。笑顔でバトンパスをした伊藤は「もらった時から考えると、あっという間にこの時が来ちゃったなっていう感じがして、不思議な感覚でした。『あっ、本当に(撮影が)終わっちゃったんだな』と、色々とエモい気持ちになっています」と心境を語り、受け取った橋本は「逆に始まるんだなっていう感覚にすごくなりました」と実感した。

 二人はこの日が初対面。橋本は「ずっとテレビとかで見ていて、勝手に好きだなと思っていたので、お会いできてすごく光栄」、伊藤は「緊張してあんまり裏で話しかけられずにここまできちゃったので、会えて嬉しかったです」と喜んだ。

 いよいよ始まる放送を前に「すごく楽しみ」と明るい表情の橋本。「最初にお話をいただいた時から『えっ、朝ドラでギャル? 大丈夫?』という、本当に今までになかった朝ドラになるだろうなと思っています」と胸中を明かし、放送開始後は「観た方の感想も聞けて、そこからさらにいろんな展開をしていくので、どういう声があるのかっていうのがまず一番楽しみ」とにっこり。ハードなスケジュールや体力についても「周りからはすごく大変なんじゃないかと心配されますが、意外に平気ですね。月曜から金曜まで、土日休みとか、意外に予定が立てやすいって思ったりもしています」とタフな様子を見せた。

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 伊藤から橋本へ、長丁場の撮影を乗り切るアドバイスも。「自分が思ってない疲れに気づく瞬間があったりするので、自分のアップダウンに敏感に、自分を大切にして皆さんととにかく楽しんでください」。これを受け橋本は「食べたい時に食べたいだけ食べて、寝て、飲んでみたいな、本当に気持ちの健康って大事だなとすごく思っています」「今回がおむすびっていう、食がテーマということも大きいと思うんですけど、生きることにとって『食』って一番真ん中にあるんだなっていうことをすごく感じているので、いっぱい食べて元気に走り切れたら」と続く撮影に意気込んだ。

 もうすぐ最終回を迎える伊藤は「これから先も大きな事件というか裁判や、(伊藤が演じる)寅子にとって残された課題だったり、いろいろ大きな問題は残っているんですけれども、それぞれの人生がちゃんと丁寧に描かれていると思いますので、最後まで楽しんでいただけたら嬉しい」と視聴者へメッセージを送った。

 連続テレビ小説の第111作「おむすび」は、“どんな困難も明るくたくましく乗り越える”をモットーとする平成時代のギャルが栄養士となり、現代人が抱える問題を食の知識と“コミュ力”で解決しながら、縁や人をむすんでいくオリジナル作品。福岡・神戸・大阪を舞台に、平成から令和の荒波をたくましく突き進む主人公・米田結(よねだ・ゆい)を、NHKドラマ初出演となる橋本が演じる。脚本を手掛けるのは、ドラマ「正直不動産」「ハコヅメ~たたかう!交番女子~」などの根本ノンジ

 「虎に翼」は、女性法律家の先駆者である三淵嘉子さんをモデルとしたオリジナルストーリー。27日に本編の最終回を迎える(土曜は1週間の振り返り)。(編集部・小松芙未)

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