錦鯉・長谷川『トランスフォーマー』吹替え、台本のカタカナをひらがなに「苦手なんです」
お笑いコンビ・錦鯉の長谷川雅紀と渡辺隆が16日、イオンシネマ板橋で行われた映画『トランスフォーマー/ONE』(9月20日全国公開)の「はじめての3D体験ファミリー試写会」に出席し、子供たちからの質問に笑撃回答を繰り広げていた。
本作は、世界中で人気を誇る『トランスフォーマー』シリーズ最新作。敵味方と別れてしまったオプティマスプライムとメガトロンが互いに未来を語り合った親友だった、名もなき労働ロボット時代を描く。
錦鯉の2人は、デコボコ警備ロボットの日本語吹替え声優として本作に出演。オプティマスプライムのヘルメットをかぶって登場した長谷川は「トランスフォームしてみせよう!」とヘルメットを外すと「僕の吹替えは完璧でしたよ」と自画自賛。そこに「何度も録り直しをしていたよね」とツッコミを入れた渡辺が「カタカナの台本をひらがなにしてもらっていたよね」と裏事情を暴露。長谷川は「カタカナ苦手なんですよ」と苦笑いを浮かべていた。
この日はファミリー試写会ということで、子供たちから錦鯉への質問コーナーも。錦鯉のファンだという少年から「どうやったらお笑い芸人になれるんですか?」という問いかけがあると、渡辺は「まずは親の許可をとらないとダメかな」と回答。隣にいた母親が「OK」のサインを出すと渡辺は「うちの事務所(ソニー・ミュージックアーティスツ)なら履歴書を持ってくれば入れる」と答えて会場を笑わせる。さらに長谷川は「うちのお笑い部門は、バイきんぐやハリウッドザコシショウ、アキラ100%とか、ハゲか裸しかいませんけれどね」と発言して客席を盛り上げていた。
また「どうしたらいつも元気でいられるんですか?」と男子小学生から質問されると、長谷川は「まず何も考えないこと。『ワハハのハー』って大きな声を出していつも笑っていれば元気になれる」とアドバイスを送ると、渡辺は「バカになるんじゃなくて、元気になりたいんだよね?」とツッコミを入れていた。
映画をいち早く鑑賞したという長谷川は「映像がすごい。全編クライマックスです。まばたき禁止」とアピールすると、渡辺も「オプティマスプライムとメガトロンの友情は切ない。おじさんは泣いちゃいました」とエモーショナルな作品であることを強調していた。(磯部正和)