『スオミの話をしよう』長澤まさみの美しすぎる新ビジュアル公開
三谷幸喜監督の新作映画『スオミの話をしよう』(公開中)で長澤まさみ演じる主人公スオミのミュージカルシーンの新カットが20日、三谷監督の公式Xで公開された。
本作は、突然失踪したスオミ(長澤)の行方を巡り、彼女の現・元夫たち(西島秀俊、松坂桃李、遠藤憲一、小林隆、坂東彌十郎)が集結して事件解決に奔走するうちに、それぞれが知らなかったスオミの意外な顔が浮かび上がっていくミステリー・コメディー。公開4日間の累計成績は、観客動員43万1,000人、興行収入5億9,700万円となり、最終興収30億円も視野に入れた好スタートを切った。
現在、三谷監督の公式Xでは、約1年前の『スオミの話をしよう』のクランクインからアップまでの裏側をつづった撮影日誌「1年前のスオミの話をしよう」を連載中。9月20日更新分は、クライマックスの主要キャストによるミュージカルシーンについて。湾岸スタジオで行われた、長澤の歌と踊りの最終確認稽古に触れている。本作では、長澤の魅力をあますところなく捉えることを目的の1つとしていたが、同シーンでは舞台経験も豊富な長澤の魅力が爆発。長澤がきらびやかなドレスに身を包んで華麗なパフォーマンスを披露している。
考え抜かれた音楽、振り付け、舞台美術、照明、ステージングが長澤を輝かせており、「セットに佇む長澤さんと話しに行った時、キラキラと輝く床の上を土足で歩いてしまい、スタッフに『監督、スリッパに履き替えて』と叱られてしまいました」との“失敗談”も。
三谷監督によると、ミュージカルナンバー「ヘルシンキ」には、「台詞劇であるとか、長回しの演出であるとか、演劇的な要素が強めの「スオミの話をしよう」には、ミュージカル的カーテンコールがもっとも相応しい」という思いが込められている。
なお9月18日投稿分によると、ステージングは振り付けの本間憲一が担当し、セットにも彼のアイデアが反映されているという。(編集部・石井百合子)